歴史遺産学科

歴史/考古/民俗・人類
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2012-11-26

週末の岩石採集


大江町の左沢にある、月布川に岩石採集へ行ってきました。考古学基礎演習2の授業の延長として、1年生が乗り気で長井先生と総勢13名という多少賑やかな人数で行くことになった。

 月布川は先生がまだ山形に赴任する前に通っていたという、この地域の川は石器に使われる頁岩が豊富に採取できる川として全国でも恵まれた地域であり、今回はその月布川の中流域をポイントに頁岩を観察していくことに。

実際、川に出てみると雨で水位が少し上昇しており、皆氷水のように冷えた川に飛び込み、「寒い、寒い!」と言いながらも良質な頁岩に感動していた。
サンダルで来た人は発狂していましたが・・・そして、みんな思い思いの頁岩を先生に持ってきて、特別に先生が石を割って実演してくれるなど1年生は今回で得た経験は非常に大きいものだと思います。
岩石採集では全員がフィールワークの調査する側としてのモラルを守り、川の自然環境と地域の人とのコミュニケーションに細心の注意を払って、今回の採集に取り組むことができた。石の採取は最小限にした。そしてお昼にみんなでおいしい蕎麦を食べ、岩石採集が終了した後には近くの柳川温泉にみんなで入り、寒さで体力が奪われた体を十分に癒してくれました。
温泉の効果で気力全回復したのか、みんな疲れているのに関わらず帰りの車では、大学に着くまでCDでカラオケ大会が始まり、終始賑やかなままで終えることができました。あと、温泉場で仲良くなった大江町の方が今回の我々の活動を来月、町の広報誌に載せて下さることになりましたので、時間がある方は是非確認してください!

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