歴史遺産学科

歴史/考古/民俗・人類
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2008-08-12

高校生のための地域学ゼミナールin肘折

8月8、9日に「高校生のための地域学ゼミナールin肘折 火の民俗と文化」が大蔵村の肘折温泉で行われました。
私たち学生はお手伝いとして参加させてもらったのですが、スケージュールが目白押し!
13:00に新庄駅に集合し、マイクロバスに揺られることおよそ45分。
つたや肘折ホテルに到着し、一息ついたら14:00〜17:00まで地域学ゼミナールです。

地域学ゼミナールは、赤坂先生の「もののけ姫その他」から始まりました。
途中もののけ姫の映像をはさみ、みんな興味津々に見入っていました。
次は六車先生の「年中行事のなかの火」、イー・ヘヨン先生の「韓国文化の中の火」です。
写真を見ながら、日本と韓国の行事に多くの共通点があることにみんな驚いているようでした。
休憩をとりながらでしたが、高校生にとっては普段の授業時間より長く、疲れたと思います。
本当にご苦労様でした…

2日目は肘折温泉民俗ツアー。
行き先は行くまで秘密ということで、どんな所に連れて行ってもらえるのかドキドキでした。
まずはカルデラの地形がわかる高台へ寄りながら鉱山跡へ移動。
全国でもトップクラスの鉱山だったそうで、佇まいからも圧倒される感じがしました。

そのままカルデラ温泉館へ。
東日本では珍しいという炭酸泉で、飲むこともできます。
私は結構好きな味でした。

その後は肘折温泉へ戻り、肘折源泉公園です。
ここでも温泉を飲むことができるのですが、昆布茶のような風味。
山の中なのに不思議な感じがしました。
また、源泉が石を温めるのを利用した腰湯や初恋足湯なんていうものもあります。
結構おもしろスポットでした。

そして新庄へ向かう途中、美しい四ヶ村の棚田や長沼へ寄りました。
棚田の景色に圧倒され、長沼周辺のブナの森に安心感を感じたのは私だけでないはず。
美しい景色からパワーをもらった感じがしました。

そのままマイクロバスで新庄に向かい、新庄駅前のお店でほとんどのみんながとりもつラーメンを注文。
新庄では「愛をとりもつラーメン」というキャッチフレーズで有名なのです。
みんなおいしそうに食べていました。

その後、新庄駅で解散です。
初めは「どんな人が参加するのかな」、「仲良くなれるかな」と不安でしたが、参加者の中でも違う高校の子と仲良くなったり、私たちも高校生もいろいろなことを話せるようになりました。
お互いに得ることも大きかったと思います。
充実した2日間でした。

以上、M2のAでした。

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