歴史遺産学科

歴史/考古/民俗・人類
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2008-09-05

2人きりの現場


タイトル通りです。今日の現場は、5号墳羨道組の2人きりでした…
さすがに静かです。賑やかではない現場は違和感がありますが、たまにはこういう環境もイイかもしれません。
蚊はものすごいけど自然が美しい…

Okoge先輩は5号墳羨道床面の平面、縦断、横断図を、
私は壁面、見通し図をとりました。(見通し図は先輩に手伝っていただきました。)

一応、これらの作業は目標時間までに終わらせることはできましたが、日曜日にK先生の図面チェックが入ります。指摘された箇所があれば、修正しなければなりません。
何としてでも埋め戻しの前に終わらせなければ!

以上、3年のWでした。

今日は夕方5時すぎから別のチームが山に入りました。

「福島大にエールを送りにいったけど、帰りに自分の現場が気になって急きょ白石インターで降りて113号線を高畠に向い、リベンジをはたすぞ!と誓った」チームによる執念の発掘です。

昨日、フラスコ瓶で指を負傷した学生がリベンジに挑みました。院生の助けもあり、約1時間の格闘の末、何とか攻略、取り上げが完了しました。みたこともないほどの蚊の大群に蚊取線香3本、手元はろうそくのあかりで。

自然釉がべっとりかかり、指が切れるほどのフラスコ瓶。在地産須恵器とは違うんじゃないのかな。



午前中に福島市宮畑遺跡を見学。遺跡整備の際の遺構露出展示にかかわる環境調査(奈文研、東大)のまっ最中でした。遺構転写予定の縄文中期末の竪穴住居などを見学しました。

午後は福島大学による本宮市庚申壇古墳の調査を見学しました。学生がたちが他大学の調査に触れるのは良い機会です。今年は院生のもと、1年生が主力部隊だそうです。将来、頼もしいかぎりです。

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