院生たちと宮城県利府町教委による硯沢窯跡の調査を見学してきました。
三陸道で分断された調査区の片方では須恵器窯が2基、もう片方では炭窯が5基ありました。横口式炭窯は見応えがあります。通常の穴窯と横口式窯で、床面の焼け方や炭層の残存に差があるのが観察できました。時期差はほとんどないので、製品により使い分けたのでしょう。周辺丘陵はさながら古代陸奥国のコンビナートだったようです。
それにしても現場まで行く工事用道路の傾斜のきついこと。ジェットコースターも顔負けのこの坂を4WD軽自動車で毎日上り下りしているそうな。限界を超えてるんじゃないの?
見学中に背後でドサッ・・・・・。亀裂が入っていた窯の天井と側壁が崩れた。作業員さんの予告通り。
昨夜(今朝)、4時まで飲んでいたというI橋くん(最近出現頻度高いかも)。集合時刻朝9時の15分前にはもう学校に来てました。この夏で何かが変わったようです。期待しましょう。
利府は高校時代のホームグランドだというので、道案内を期待したのですが、ほとんど役に立ちませんでした。まだまだですね。