6月に入ってから、気分転換で港近くの防波堤で使い残しのペンキを持ち出して絵を描き始めた。
最初は、ウチの落書きで描いていたのが、その絵がだんだん島人に知られて、「あんたの絵、上等ね〜!看板を描いて!」「ちょっと、おばぁのやりたかったことがあるから一緒にスゴイもの作ろう〜!」・・・・。
などなど、看板の依頼がくるようになった。
もちろん、ウチは描く気満々(^0_0^)
おばぁの夢を叶える気満々で、空いた時間を見つけては描いていた。
民宿業の合間に描くしかないから、炎天下だろうが日が暮れて見えなくなりそうな時間にも描いているウチを見て、「島人はお金も貰わず、何でそんなに頑張って描いている?」とよく聞かれた。
ウチの絵で島人が、
「助かった〜ありがとう。」
「雰囲気が明るくなって、いいさ〜!」
「この先何年もずっと、使うさ〜。」
「絵って勇気もらうね!」
皆、笑顔でウチの描いた絵を見て言ってくれる。島人以外にも、観光客には記念写真や看板を見てお店に入ってもらえた。
ウチは特別何ができるわけではないが、小浜の人がちょっとしたウチの趣味を、貴重な技術として、それを引き出してくれた。だから、ウチはそんな島人からは自分の絵でお金はもらいたくなかった。
そして、ウチもただの民宿のスタッフだけで小浜生活を終わらせるのではなく、島にウチの絵が残っていく。
最高のご褒美(^◇^)
ウチの密かな夢は、小浜を離れる日までに小浜島中にウチの絵でいっぱいにしていくこと。
うひょひょ!!
また、いつかのブログで他の絵を載せますね。
6月28日のウチ