小浜島の盆行事は正式には5日間、島中の人たちが疲れ果てるぐらいに慌ただしく、盛大に行われる。
なぜ、ご先祖様を迎えて送るだけなのに、生きている人達がろくに睡眠も休憩も出来ずに疲れ果てなきゃいけないのか・・・。(-_-;)
仏壇にお供えする飾りや料理は半端なく豪華で細かいところまで決められている。3日間、お迎えして送るまでニムチャーという子どもから大人までの島人たちが一軒一軒、笛、三線、太鼓の音色を響かせながらまわる。
ニムチャーは各家庭のご先祖様に笛や太鼓などに唄、踊りを庭の中で披露して、皆でそこの家のご先祖様を迎える。
ニムチャーを迎える家の人は、いつ自分たちの所にまわってくるか、ずっとヒヤヒヤしている。なんせ、料理や酒、子供達にはジュースやおやつを庭と座敷に準備しておかないといけないから突然こられると・・・。ヤバい
また、迎えた家はニムチャーやご先祖様を盛り上げないといけないから踊りを披露したりと・・・。
ウチも数日前から練習して、着物つけて、スタッフ皆で伝統の踊りを披露。
3日間、島中のすべての家でこんなことが行われる。
正直、身も心も疲れる。
無事にご先祖様を鐘と同時に送ったら休む暇もなく、今度は生きている人達の祈願がはじまる。
島人はデレデレに酔いながらも唄や音色を響かせ徹夜で朝まで家々をまわる。
もう、ウチも眠気も限界を超し、アンガマになっちゃいました(V)o¥o(V)
着物をつけ、顔にタオルを巻いて、クバ笠をかぶり、芭蕉の葉のセンスを持ち、踊りの輪の中へ。
周りから正体を隠すウチ((+_+))
ご先祖様を送って、生きている人達の祈願が終わって、最後の獅子が出て、小浜のお盆の5日間が終わったら、島人は死んだように爆睡・・・(-_-)zzz
元気な島人さん、ウチらスタッフに
「さ〜、8反のキビを植えるさ〜!」
お盆の翌日から、地獄のキビの苗切り、植え付けが始まった。
ウチの頭の中は
\(゜ロ\)ココハドコ? (/ロ゜)/アタシハダアレ?
状態。
民宿業も大変だが、島の中で暮らすのも大変さ〜。
8月20日のウチ