歴史遺産学科

歴史/考古/民俗・人類
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2008-09-30

ウチの小浜生活 「もずくの日」


4月20日はもずくの日。
カレンダーを見て知った。そして、ウチは民宿の仕事を一通り終わらせて、もずくを採りに海へ。
昨日今日は、大潮でもずくを採るのには絶好日(V)o¥o(V)

民宿のおばぁに米袋をたくさん持たされ、「大量よろしく!!」と目をキラキラさせて見送られた。

浜辺から数百メートル沖合まで歩き、もずくの大量スポットへ!干潮だから膝ぐらいまでしか海水はない。
約1時間で米袋3つ分のもずくを収穫。かなりの重量だ(*_*;
大量にとったは良いが、それを運ぶのが難儀(-_-メ)

民宿に戻り、おばぁは「お〜大量大量!」と喜ぶが・・・、その後のもずくのゴミ取り作業と塩漬け作業はもっと難儀。約8キロのもずく相手に悪戦苦闘\(゜ロ\)(/ロ゜)/
ウチがゴミ取り作業している横では宿泊客がきれいにしたばかりのもずくが夕食に出て、美味しいと言いながら食べていた。

嬉しいじゃないの(^ム^)

4時間前までは海の中でユラユラしていたもずくを食べてもらえる贅沢さと、自分がとったもずくが皆に食べてもらえる嬉しさ。

もずくと皆の美味しいで、疲れも吹っ飛ぶさ〜ヽ(^。^)ノ

            4月20日のウチ

2008-09-30

ウチの小浜生活 「偽島人スタッフ」


小浜島の民宿?うふだき荘″で働き始めて数日。
基本の民宿業の掃除、接客、食事準備…以外にも、ここならではの仕事は4,5月にとれるモズク採り、パイン畑の草取り、島らっきょの収穫と海へ山へ。

郷に入ったら郷に従え

外では作業着にクバ笠、長くつ。
民宿ではラフなTシャツに汗ふきタオルをぶら下げて。

お客さんに、小浜島育ちのスタッフによく誤解され一緒に記念撮影…(^_^;)
山形から来てまだ数日。
『山形から来たばっかりです!』と思いつつ、口にはしない偽島人スタッフのウチでした(~_~;)
4月19日のウチ

2008-09-29

「ウチの小浜生活」連載スタート


お久しぶりです。
4月から大学から旅立って、八重山諸島の一つ‘小浜島”で9月26日まで生活してきました。

小浜島で決して、遊んできたんじゃないからね。一応、島人と泣いて、笑って、怒って、汗かきかきしながら朝から晩まで働いてきましたよ。

小浜島の記録をこれから、毎日…いや気が向いて、暇なときに連載していきますね。
どの位連載するかは???たぶん気が済むまでかな。

自分のブログの記事からいくつか引用して連載していくので、あしからず_(_^_)_

それでは、明日からスタート(^0_0^)

2008-09-25

上空からの撮影


今日は駒籠からお届けしたいと思います。

駒籠では、平面図をずっと書いていました。なんとか、終わることができました!!!
辛かったです…でも、達成感はあります。それにとても、勉強になりました。

駒籠では様々なことは経験させてもらいましたが、今日もまた新しい経験をさせてもらました。

それはなんと、空中写真撮影です。
あっ!決して、私が実際に撮影したわけではございません。

撮影は大きなラジコンヘリで行われました。撮影する人、操作する人、アンテナを向けている人。本格的でした。空から見た駒籠はいつも見ているのとはまた違う一面を持っていて、どんな景観になっているのかも知ることができて、勉強になりました。

駒籠での作業もあとわずかになりましたが、残りも頑張っていきます!9月27日(土)現地説明会です。

歴産2年でした。



2008-09-24

二日遅れですが…


『考古学だけブログ書いてんじゃね??』とわぁ。

『そだね。』とS嬢。

そこで二人は田口研の大掃除を始めることに…

学科ガイダンスの後、いつもながらコーヒーを飲んで一服し作業開始!!!

といっても、物をどかしてコロコロするだけですが笑

掃除を始めるととことん入っていってしまうS嬢。もうコロコロに夢中です。話声はくま先生とわぁだけ。

そのうち先生ものっちゃってきて…

『おい、これいいぞ!!!
 見て見て、ご神体(ノ>熊<)ノ』

そう、知る人ぞ知る。田口研には神棚が存在し、ご神体は天照なんちら…とかそういうもんじゃなくて。

先生の手のひらの上に乗ってるものを見ると、、、。

そこには羽根の生えたクリスタルのくまさんが!!!

しかも手にはハートを持っているし笑

『めんこぉぉおおぉおぉおぉおぉいぃ!!!』

と二人。

調子に乗ったくま先生は次々に神棚にくまグッズを集結させていき、神棚はもう熊棚に…

もはや神棚ではありません汗

そんなこんなで終わりが見えてきた頃

『写真とってねぇッッ』とわぁ。

写真撮影会の始まり!!

もちろん、くま先生、S嬢、わぁの三人がカメラのこととなると決まって本格的になってしまい、本日も案の定…

『クリスタルベアをもっと正面に向けて。』とS嬢。

デジカメでもカメラマンモードだ。

『ちゃんとキラーンッって映った??』とわぁ。

『バックにこれ使え』とくまの毛皮を右手に先生。

ぱしゃっ

『いいねぇ〜。これ決定。』

全員ご満悦。その後も撮影会が続いたのでした笑

その後、S嬢が帰った後にわぁは先生に男鹿と北海道の写真を見せつけられ、むなしさに耽っていたのでした、、、。

民俗、考古の北海道組のみなさん。お疲れ様でした。いかがだったでしょう??参加できなかったわぁを見つけたら土産話を聞かせてください。

以上、田口研から大掃除報告でした。

ちなみに。コロコロ以外はあまりしてないので見た目変わりません笑


2008-09-23

卒業生


卒業生たちが誘ってくれて飲みました。仕事のこと、恋のこと(ほとんどありませんでした)など時間を忘れて語らい、気がつくともう日が変わっているではないか。

卒業して3年あまりの時間。今2人が転機を迎えようとしている。そんな時、過去を振り返り、昔の仲間の言葉が聞きたくなるのかもしれない。お互いが発する経験に基づいたリアリティーのある言葉をかみ締めながら、学生時代の姿と今の彼らを一生懸命つなげていました。

ゼミ生が男5人の世代。学生時代にいろいろ取った写真も5人だけの写真がなかった(演習室の写真は合成写真です)。今回も4人。いつか5人で再会しましょう。

2008-09-20

知床世界遺産めぐりの日


お宿のペンションは天然温泉付きでいい雰囲気でした。
朝8:30宿を出て、海岸線に沿って北上、一路知床峠へ。雲ひとつない青空のもと、いよいよ峠に到着。羅臼岳の麓から国後島を眺める。
ボクシーの前で記念写真をとり、いつものローアングルカメラにも人の群れが・・・。それから世界遺産の自然を感じるために知床五湖めぐりに向かいました。道路脇には鹿が歩き、清流にはサケ・マスののぼる姿がみられました。残念ながら熊には会えませんでした。
五湖めぐりは90分コースを半分の時間で一周してきました。なぜか鳥の姿や鳴き声が聞こえず、やけに静かな森の空気に不思議な感覚を覚えたのは私だけでしょうか。

それから帰路、オシンコシンの滝で風邪ひきのデブ猫と戯れ、一路網走を目指しました。

空腹と眠気で車のなかで悶絶・・・・

ようやく遅い昼食はうわさの「珍満」という中華料理屋。某国会議員の店らしいのですが、めん類の味と盛りはなかなかのものでした。常呂の猫ラーメンの店とともに忘れられない味でした。

それから常呂に戻る途中、コープでの買い物。道向いにあるSLでしばし戯れる。
次いで砂利道を疾走し、斜里岳からサロマ湖側までオホーツクを見下ろす高原の牧場へ。自分たちが駆け巡った北の大地を一望しました。たくさんの牛たちとの憩いのとき。

ホームに戻り、常呂遺跡の展示館、遺跡公園、埋文センター、東大陳列館とやつぎばやに駆け抜け、最後は日没せまるワッカ原生花園へ。赤いサンゴ草をみました。

日没を追いかけて走ったW田くんが行方不明に。一同海岸にて思い思いに波や流木、貝殻と戯れる。

しばらくして、永田キャプテンが待ちきれなくて送別会に来てくれたと電話が入り、あわてて宿舎に帰る。もう外ではジンギスカンの用意が始まり、台所では巨大なホタテが貝殻の中でびっくん、びっくん。
このあとの大宴会に私はでられなかったので、実況は参加者に譲ります。

わたしは30分ほどで口に入らないほどのホタテをほおばり、ひもをすすり、ビールと日本酒を腹につめこみ、女満別空港へ急ぎました(高橋さんありがとうございました)。
空港につくと予約していたANAのカウンターが真っ暗。そうです。飛行機はまってくれませんでした。トホホホ・・・・。

駆け足の一日はこうやって過ぎ、日が変わる頃、何とか東京の宿に着いたのでした。







2008-09-19

知床を掘る


斜里町峰浜カモイベツ遺跡で発掘調査をしました。続縄文とオホーツク文化期の遺跡です。砂丘上の後背湿地に面した傾斜地に竪穴住居跡が5棟検出されていました。オホーツク文化(5〜9世紀)は海獣狩猟を特徴とする北方系の文化として知られています。住居は五角形や六角形の特徴的な形をしており、炉を囲むコの字形の貼り床やクマの頭骨などを祭壇に祀る信仰があります。


2008-09-19


午前4時。辺りは真っ暗。皆が寝息をたてている時に起床する5人・・・
Oさん、Tさん、Y、M、そしてこの俺、E。
何のためかといえばタイトル通り「漁」を手伝う為。
宿舎の近くには港があり、その漁場を生業としている永田キャプテンの

「おい、誰かいかねーか?」

から始まった話。
Oさん、Tさん、M君。
ここまでは決まっていた話らしい。
そこでキャプテンが言う。

「あと誰か2人いないの?」

まだキャプテンの船には乗れる余裕があるらしい。
そこで自然に手を挙げてた俺。

「じゃあ僕が。」

すると1秒も待たずに

「じゃあ僕も」

いつも元気一杯、考古3年のムードメーカーYが。

何事も経験。
きっとYもそう思って手を挙げたのだろう。
これで漁に行くメンバーは決定したのだった。

─午前5時 港   出港─

色々な乗り物酔いが激しい俺。
様々な不安を抱えつつ出港の時を向かえる。
見れば日も上がりつつある。
辺りがオレンジに染まる。
揺れる船の中、強烈な海の香りが漂う。

永田キャプテンが言う。

「後ろから朝日が昇ってるぞ!」

振り返れば紅色の朝日が正に昇ろうかという時。

空は朝日と同じ紅色に染まり、今まで暗く濃紺であった空に向かって鮮やかな赤へのグラデーションを描く。

何とも形容し難い、素晴しく美しい景色だった。

恐らく一生忘れない。
俺がフィッシャーマンデビューしたこの時を・・・

作業は初ということでキャプテン永田さん、また他のベテラン船員の方々には色々ご迷惑をおかけしたかと思います。
でもそれを受け入れてくれたスーパーキャプテン永田さんには本当に感謝しております。

ありがとうございました!!

by E

2008-09-19

おいしい水、癒しの水

こんばんは。
今日は駒籠遺跡からお送りします。

現在は遺構の平面図を書いています。
平面図は初めてではないですが、今まで狭い範囲で書いてきたのに対し
今回はけっこう広範囲。
かなり苦戦しております。

水糸を張るのにもあったふったしていた最初に比べれば
だいぶスムーズに作業を進められるようになりましたが、
それでもなかなか終わらず…。
ひたすら遺構を測っては図面に書くというのを繰り返す日々です。

そんな中癒しとなっているのが、現場近くにある湧水。
「イカゴ清水(すず)」というのですが、この湧水はつめたくてとーってもおいしんですよ。
やわらかい感じがします。本当うまうまです。
今日はわざわざ空のペットボトルを持参してお持ち帰りしてしまいました。
それほどハマっております。

さてさてこの水を飲んで癒されつつ、来週も平面図がんばりたいと思います。
終わらせるぞー!おー!

てなわけで、歴産2年でした。

黒シャツ、首手ぬぐい、左手にペットボトル、右足を前に出して・・・・ イカゴ清水にて(大石田町登録記念物)

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