今日から2号墳、3号墳、5号墳に担当が分かれ、それぞれ実測や発掘のための区割り作業を行いました。
今日はなんとなく出会えそうな予感がありました。うわさをすれば・・・。午後3時ごろ、親子でしょうか、仲良く我々の前に姿を見せてくれたのです。5号墳と3号墳を見学して帰りました。
そういえば、朝、出がけに見たテレビの星占いで、「今日は夏らしい素敵な出会いがあるでしょう」と言ってたのです。
カモシカさんとの出会いだったのですね。
どーも、Aこさんです。
今日は夏休み中のオープンリサーチ(民俗・人類学チーム)の予定とだいたいのメンバー決めの話し合いがありましたー。
一年生が多くてちょっと驚いています汗
自分の時はこんなにいなかった気が…
二年生は見慣れた顔がいて、三年一人だった自分に安心感を与えてくれました笑
ちょっと肩身が狭かったの、ありがとー!!
えー、場所はというと…
北から青森の尻屋、秋田の男鹿、長野の秋山郷の三か所です。尻屋と男鹿は漁村で、秋山郷は山ん中です。
今年の夏は『海』と『山』どっちにするか?? っていう違いですかねー。
内容は、集落図の作成とアーカイブを活用した聞き書きって感じっす。村を上から見た図と、その図と写真をもとネタにしてお話を聞くってことですねー。
みなさん、今年も頑張りましょーかッ
自分はこれでオープンは引退だと思うんで、後輩に教える最後の機会だと思って気合い入れてきすッ!!!
ほんじゃ、またー
今日は現場に小屋が建ちました。ことしの担当は3年生の女子3名です。発掘現場の小屋は単なる物置ではありません。
発掘現場では我々の心の拠り所のような存在です。小屋とともに現場がはじまり、解体とともに終わる...
ラチェットや単管、番線など触ったことも無かった学生が、こうやって苦労しながら小屋を建て上げる。小さな事かもしれませんが、そんなことの積み重ねで若者は成長していきます。
男性陣は午後の休憩時間に「ハイジ」づくりです。元野球部Y君の肩がうなりをあげて・・・・。やや衰えは隠せませんが、見事に目指す枝をクリア。ロープ結びもOK。
みんなで試乗し安全性を確認しました。今年も心の隙間を埋める場となることを期待します。
調査のほうでは、3号墳の平板測量。4年生主体のチームはさすがと思わせるような連携。後輩は参考にしてください。
2号墳も基準杭の設定が終わりいよいよ平板にかかります。
最後に記念写真。
本日から北目古墳群の発掘調査が始まりました。
今年は、古墳群南半の測量、3号墳の石室・墳丘の発掘、2号墳の石室実測が主な内容です。
初日はあいにくの雨の中、恒例の芸工トラックでの発掘器材の搬入。着くなり、荷物を一つ一つ山に持って上がります。足元の悪い山道、わが身だけでも大変なのにこれがなかなかハードな作業なのです。
荷物を山に上げると、今度は草刈り。長く人手が入っていないため倒木とともに立派な熊笹が茂る。合羽の外からは雨、中からは汗・・・・・。眼鏡が曇って前が見えない・・・。全身ずぶぬれとはこのことです。また例によって地蜂のご挨拶、熊ん蜂になつかれる。蚊の大群に顔と手足はボコボコ。なぜか懐かしい感覚で、また今年も現場がはじまったなという緊張感が沸いてくる。
院生、4年生、3年生に卒業生の応援があり、初日は8人でのスタートとなりました。
そしてお昼は赤鬼。おかあさんたち、今年も来ましたよ。よろしく!
夕刻、1日の作業が終わる。かぐわしい匂いを車に充満させつつ帰路に。夜、家につくと風呂場直行だったのはいうまでもありません。
東文研ORC_8ー9月の調査についての説明会を下記の日程で行います。以下の地域の調査に参加希望者は必ず出席してください。
○長野県秋山郷
○秋田県男鹿半島
○青森県下北半島
日時:2009年7月30日(木) 18時〜
場所:本館5階、田口研前のガラス張りの講義室
以上、よろしくお願いします。
東北文化研究センター
岸本誠司
今年度も東文研ORC事業「映像アーカイブの高度な活用に関する研究」にて、絵はがきや古写真のまとまったアーカイブス作業を実施します。
学生のみなさんにはアルバイトとしてこの作業に参加していもらいたいと思います。
以下の日程で説明会を実施しますので、希望者は参加してください。
日時:2009年7月30日(木)18:00
場所:東北文化研究センター会議室
東北文化研究センター
岸本誠司
東北文化研究センターのORC事業プロジェクト2「映像アーカイブの高度な活用に関する研究」の現地調査のお知らせです。
この夏より、これまで3年間にわたって実施してきた養蚕の参与調査学習をベースに八森地区と山形県内の養蚕に関わる民俗についての調査をスタートさせます。
下記の日程で説明会を行いますので、興味のある方は参加してください。
日 時:2009年7月29日(水)18:30〜
場 所:東北文化研究センター会議室
東北文化研究センター
岸本誠司
こんにちは!角田です。
7月18,19日に歴産2年で山形県の庄内地方へ研修旅行に行ってきました!
その時のレポを少し。
大学を朝9時に出発した私たちは、2時間足らずバスに揺られ、鶴岡市内の海岸沿いの集落を見て回ることになりました。
湯野浜海水浴場の近くの集落です。
あいにくの雨の中、それぞれ班ごとに分かれ、散策開始。
途中でお寺を見つけました。
その名も「熊耳山(ゆうじざん)少林寺」!
お寺の住職さんにお話をお聞きしたところ、達磨大師によって開かれた由緒正しいお寺だそうで、本堂の中や、住職が趣味で集めているだるまを拝見させていただきました。
これから本堂の中でビアガーデンをするそうです。
「堅苦しい寺に人が寄り付かなくなって先祖を見舞いに来なくなるのは悲しいこと。お寺は来たくなるような場所にしなければならない」と住職さんはおっしゃっていました…
目からうろこが落ちるようなお話、楽しいお話、ありがとうございます!
あと、カレンダーとポストカードをいただきました…!!
本当にありがとうございました(^O^)
その後、少林寺の裏にある地蔵尊を見学!
たくさんの地蔵様が私たちを迎えてくれました。
ぜひ皆さん行ってみてください。
たくさんの地蔵菩薩に癒されます。
散策に戻ります。
お寺を出る頃には少し雨脚も弱まって、歩きやすくなっていました。
町のスピーカーから流れるお昼のアナウンスに耳を傾けつつ、民俗トークに華を咲かせます。
たくさんの井戸を発見しました。
ただし、いま現在使用している井戸は見あたりませ…あ
現役の井戸発見!!
トトロごっこができそう!!
この井戸は共同井戸で、今でも住民の方々からきちんと整備されているようでした。
もちろん、水が出るか確かめて(顔を洗って)まいりました(^−^)田口先生のお顔がさっぱりしましたー
あとはみんなで道に迷ってみたり、井戸探しに奮起したり、神社が多いなぁと思ってみたり、とそうこうしているうちに集合時間が近づき、みんなのもとへともどって行きました。
散策するには時間が足りなかったなぁ…
新たな見聞を広げるいい機会になりました。
その後、私たちは致道博物館に行ったり、雨と深い霧(もや?)の中コテージに到着したり、晩御飯(自炊)を堪能したり、いろいろとお楽しみがあったのですが、その辺はまた後ほど…(●^o^●)
おまけです
梅雨も明けないまま7月後半になってしまいましたね〜。
1年生は試験とレポートの海で溺れかけている時期でしょうか。
…でも4年生はもっと恐ろしいモノを前に、すでに半ば溺れているんだ!
そう、卒論の中間発表ですね。
毎年恒例・卒論中間発表がいよいよ来週に迫って参りました。
レジュメも出来て、あとは当日を待つばかりです。
今年は27・28日の2日間に分けて行います。
試験期間ド真ん中ではありますが、歴史遺産学科の後輩諸君は空き時間を見つけてなるべく見に行きましょう。
明日は我が身ですから…。いやいやホントに。
両日とも教室と開始時間が異なります。
間違えないように注意して下さい。
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2009年度 歴史遺産学科卒論中間発表
☆7月27日(月) 407講義室 13:30開始
・考古学(北野ゼミ・福田ゼミ)
・歴史学(入間田ゼミ)
・民俗学(菊地ゼミ)
☆7月28日(火) 408講義室 14:00開始
・民俗学(田口ゼミ)
・保存科学(米村ゼミ)
また、学芸員課程の博物館実習などで参加できない4年生のために、別日程もあります。
☆8月7日(金) 405講義室 10:00開始
7名ほど発表の予定です。こちらもぜひ。
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実習に行こうがノロウイルスで休もうが、避けて通れない中間発表。
通過儀礼みたいなものですから、4年生はあまり緊張せずに覚悟を決めましょう。
中間でボコボコにされる人は(そんなに)いませんから。普通にやれば大丈夫。
経験上、前日はしっかり寝たほうがいいです。がんばれ!
3年生の皆さんは、当日のお手伝いよろしくお願いしますね〜。
今日の1年生必修授業「民俗・人類学基礎演習」では、山形市の郷土資料収蔵所に行ってきました。
青田のマックスバリュさんの近くにあるので、芸工大生なら一度は目にしている…かも。
ここでは民具を中心とした文化財を収蔵保管しています。一般の人も見学できるそうなので、民具好きの方はぜひ。
今日の授業は、民具をスケッチして実測するというもの。
スケッチといっても、美術の授業で行うようなものとは少し違います。
実測とは、コンベックス(金属のメジャー)を使ってモノの各部を実際に計測しながら図面にすることです。図面におこすことで、モノの形・大きさ・文様などの情報を明確にし、第三者に伝えることもできるようになります。
考古学・民俗学を学ぶうえでは避けて通れないのが実測なのです。
(そして最初に挫けそうになるポイントでもあるんだな)
この授業では何度かスケッチを行ってきましたが、やっぱり絵は苦手、という人もいるようです。
暑い中、汗だくになりながら描いては消し、描いては消し…
大丈夫、田口先生曰く実測は算数(not数学)だそうですから。
描けば描くほど上手く速くなる、はず。
絵が上手い人が実測も上手いかというと、決してそうではありません。
がんばれ一年生!実測の道はまだ始まったばかり!