こんにちは、準備室です。
遅れ馳せながら歴史遺産学科にもTwitterの公式アカウント(@tuad_rekisan)ができました。
緊急時の連絡手段としても使用する場合があるため、学科学生の皆さんはできるだけフォローしてください。(自分のプライベートを知られたくないという方はアカウントに鍵をつけるか別アカで登録しましょう)
また学科の情報や授業の様子なども呟いていきたいと思いますので、歴史遺産学科に興味がある方はぜひブログだけではなくTwitterもご覧ください。
こんにちは、田口ゼミのたかはしです。
今回は本日、行われた企画展『蘇りの青苧ものがたり』のギャラリートーク編をお送りします。
ギャラリートークのゲストは御戸帳の修復を行った文化財保存修復センターの大山龍顕さん、青苧復活夢見隊の村上弘子さんと橋上地区のみなさんです。
今週は比較的晴れやかな日々が続きましたが、今日は朝から雪ゆきユキ。来場者がどのくらいになるのか、正直不安でした。
しかしそんな不安もいらず、10時を過ぎたあたりからぞくぞくとお客さんが来場!!最終的には40人ほどのお客さんにご来場いただき、会場が狭く感じるほどでした\(^o^)/
ギャラリートークは東北文化研究センター講師、岸本誠司先生の挨拶で始りました。大山さんによる御戸帳の解説、教育委員会の京谷さんによる大江町での取り組みの紹介が続きます。
その後は、岸本先生が村上さんや地域の人に質問する形でギャラリートークは進み、今まで聞けなかったようなかつての大江町の歴史を垣間見る良い機会となりました。
来場者は、青苧や植物利用に関心の高い方が多く、お客さんからは積極的に質問や意見が出されました。
また、実際に活動に参加したい、青苧を育ててみたいというお話もいただき、本当に実り多い企画展となりました。
今回、青苧復活夢見隊の4年間の活動報告会という形で企画展を開催させていただきました。しかしまだまだ活動は始まったばかりで課題も可能性もたくさんあります。
一人でも多くの学生に活動を知ってもらい、これからも芸工大として大江町や青苧復活夢見隊の取り組みに関わっていけたらと思います。
もし企画展を見たり、ブログを読んで興味が湧いた学生の方がいたら気軽に、たかはしまでお声掛けください。
追記
青苧復活夢見隊では、青苧の若葉をペースト状にして練りこんだ乾麺や餅を商品化しています。それらは、大江町歴史民俗資料館で行われる四季折々のイベントに合わせ、創作料理として振る舞われています。
ちょうど来月には、ひな祭りのイベントがあり、青苧料理の振る舞いを行います。是非、足を運んでみてください。
【大江のひなまつり】
日時:3月29日(木)〜4月1日(日)10:00-16:00
場所:大江町歴史民俗資料館 他
こんにちは、準備室です。
今回は卒展の舞台裏をこっそりとご紹介したいと思います。
それでは、続きを読むからどうぞ。
■設営の様子
今年は9日、10日で展示用のパネルや展示台の設置をあらかた終わらせ、卒展前日は個人の展示に時間を費やそうという作戦のようでした。
歴史遺産学科は男子よりも女子のほうが多く、こういった力仕事の時は大変……かと思いきや、発掘・フィールドワーク等で鍛えられているためそうでもないのが実情だったりします。
■集合写真の撮影
卒展初日の14日。この日はカタログの写真撮影がありました。展示場所の受付を院生や後輩に頼み撮影現場に向かいますどんな写真になったのかはカタログができてからのお楽しみです。
今年の展示は以下の通り。
エントランスの壁に貼った学科の写真がなかなか好評でした。
■リハーサル&パネルの展示
無事、展示場所の設営も終わり、卒展前日の2月13日は個人の研究紹介パネルをしていました。また、15・16日に開催した卒業論文口頭研究発表会のリハーサルもあり、ついに卒展が始まるのだなと感慨深い一日でした。
こんにちは、田口ゼミのたかはしです。
今回は現在、芸工大の図書館2階ガレリア・ノルドで行われている企画展『蘇りの青苧ものがたり』をご紹介します。
『蘇りの「青苧」ものがたり』
日時:2月22日(wed)-2月29日(wed)
午前8:45-午後17:00
(土曜12時閉館・日曜休館)
場所:東北芸術工科大学
図書館2階ガレリア・ノルド
ギャラリートーク:2月25日(sat)10:30-11:30
企画展は大江町で取り組まれている青苧にまつわる地域の歴史文化を後世に伝えるための活動を紹介するものです。
その中心となっている団体が2008年に発足した「青苧復活夢見隊」です。代表の村上弘子さん、大江町橋上地区の「橋朗クラブ」をはじめ約30名のメンバーは、地域で失われつつあった青苧の栽培と青苧から繊維を取り出す「苧引き」の技術を復活させました。
夢見隊では、製品開発も行っています。青苧糸を加工し、バッグ・テーブルセンター・サマーマフラー・のれんなどの商品を作りだし、また青苧の若葉を利用した「青苧うどん」などの商品も生み出しています。
この企画展では、地域の取り組みだけでなく、本学文化財保存修復研究センターによって修復処理がなされた「御戸帳」(おとちょう)も公開しています。
会場で印象的なのは、青苧糸を使って織られた着物です。
今回は、夢見隊のメンバーによって織られた着物と、江戸時代末期に大江町で使用されたと考えられる家紋入りの着物を展示しています。
今週の25日(土)10:30より、青苧復活夢見隊の代表である村上弘子さん、御戸帳の修復処理を行った大山龍顕さんをゲストにギャラリートークを行います。
是非、お越しください。
2月の4〜9日にかけて、我々、考古学ゼミ三年生は九州へのゼミ旅行へ行きました。その時の様子はゼミ生が分担してブログに掲載することになっており、今回の記事は二日目の午前。担当は二人目の村田です。
昨夜はもつ鍋を食べるために街へ出撃しましたが、この人数がいきなり全員入れる店は皆無で、腹をすかした状態で延々と歩くはめになり、くたくたになってホテルに帰りつきました。
しかし、一晩ぐっすりと眠れば完全回復。また、騒がしい道中が始まるのでした。若いってすごいですね。
二日目最初の見学場所は志賀島。博多湾と玄界灘の間あたりにある島で、かの有名な「漢委奴国王」と刻まれた金印が出土した場所です。出土した場所は、現在では金印公園なる場所に整備されていました。
公園に到着して間もなく、我々はバンッ!という、ものすごい音を聞きます。何事かと混乱する生徒たち。その様子を面白そうに眺めながら、「獅子脅しだ」と教授が言いました。
我々の脳内に浮かんだのは、竹でできた、水を動力にしてカコーンカコーンと音を出すあれ。こんな大きな音がするなんて、一体どれだけ巨大なんだ!
そんな我々の脳内をスキャンしたのか、教授は「馬鹿だな、爆竹音を使った獅子脅しだ」と一言。(馬鹿は言ってなかった気もするが…)
あ、なるほど。爆竹か。竹はあってたんだがなあ…
なお、例の金印は偽物だという説もあるそうです。教授いわく、本当に偽だったら一大事だから鑑定をしないんだとか。
志賀島をあとにした我々は、元寇防塁跡に向かいます。元寇防塁は総延長20?くらいありましたから、遺跡も複数存在します。我々が行ったのは、多分今津の長浜海岸にある防塁です。
多分というのは、覚えてないからです。そもそも、防塁は当日急に行くことになった場所ですから、事前調査もしてないのです。決して私は悪くない!
まあ、地図で地形や街並み、近辺の施設をしつこく参照したので間違いないと思います。
松林を歩いてゆくとフェンスに囲まれた場所が出現。その中が防塁です。写真の上部に比較対象となる人間が映っているので大きさは想像できるかと思います。
これを乗り越えるのは大変でしょう。当時の絵巻物なんかを見ると、低く見えますが、あれは防塁の上にいる人物を誇張して大きく描いているのです。
ここで、我々考古学ゼミの人間には馴染み深い物体が出現。写真右下に映っている、地面に突き刺さった棒。
これはピンポールといい、発掘や調査で使う便利アイテムのひとつです。ブルーシートを留めたり、大まかな長さを測ったり、地面の下に石がないか確かめたり、その活躍はまさしく三面六臂。赤と白の縞々というおしゃれなカラーも相まって、発掘道具のスーパースターともいうべき存在。
そのピンポールと遠く離れた九州で出会えたことは感激以外の何物でもない。友との再会はやはり感慨深いものである。
教授いわく、このピンポールは、ただ突っ立っているわけではなく、「ここに注目して!」という目印だとのこと。ピンポールのあたりを境に使われている石の種類が変わっているのだとか。さあ、みなさん。目を凝らしてよーく、見てみてください。
防塁の見学後、松林ということで私は松ぼっくりに松の葉を差し込んでヤマアラシを作って遊んでいたのですが、愉快に騒ぐ声を聞きそちらを向く。すると「喰らえ! てつはう!」などと叫んで松ぼっくりを投げ合っている皆の姿が。
平和(?)な笑い声が松林にこだまするのでした。
←元寇防塁跡見学の図(笑)
二日目午後へ To be continued!
○最優秀賞
民俗学専攻 田口研究室
角田 美里
『東北地方における伝統的木造和船の記録研究』
○優秀賞
考古学専攻 福田研究室
剱持 行史
『中期大木式土器の編年 −小梁川遺跡・高柳遺跡を中心に−』
○優秀賞
考古学専攻 北野研究室
設楽 舞華
『田川櫛』
○研究奨励賞
保存科学専攻 米村研究室
鈴木 淑子
『津波による水損を想定した新聞資料の保存処置方法の検討』
○研究奨励賞
民俗学専攻 田口研究室
小川 ひかり
『山形県酒田市飛島における女性の生活誌−大正後期から現在にかけて−』
○研究奨励賞
考古学専攻 福田研究室
杉原 範美
『剥片石器の製作工程から検証する「蕨山モデル」の考察 −縄文時代中期前葉〜中葉における石鏃の観察を通して−』
○研究奨励賞
民俗学専攻 田口研究室
村上 可南美
『海浜集落における生業構造とその変遷 −秋田県男鹿半島戸賀湾を事例に−』
○ヴィジュアル賞
民俗学専攻 謝研究室
早川 まなつ
『死者のための絵馬 −山形県村山地方ムカサリ絵馬を中心に−』
こんにちは、準備室です。
今年の卒展も無事、終了しました。
ご来場いただいた皆様、まことにありがとうございました。
4年生の皆さんもお疲れ様でした。また、設営・運営等で手伝ってくれた下級生の皆さんご協力ありがとうございました。
さて、今回は最優秀賞など各賞を受賞した学生の卒業研究をご紹介したいと思います。
ちなみに上記のヴィジュアル賞とはパネル等の展示物を評価対象とした賞で、学科の学生に投票してもらい受賞者を決めます。
今年と昨年とでは受賞したパネルのデザインが異なっており、どうやら投票権をもつ学生の嗜好に左右されるようです。
次の卒展ではどんなデザインのパネルが選ばれるのか楽しみです。
朝から高畠町にあるうきたむ風土記の丘考古資料館に行ってきた。
資料館の軒先に下がる「つらら」をみていて、なにこれ?
つららが伸びて地面に到達し、太い氷柱になっている。割ろうと思っても割れないそうだ。
こんばんは、たかはしです。
今日は考古学ゼミの報告書奮闘記をお送りします。
現在は春休み。
しかし考古学ゼミの3年生は去年の夏の報告書作りに追われます。連日、朝から晩までセンターの演習室に詰めます。
トレースは一段落し、今はイラストレーターと奮闘中。
毎年、先輩方が制作していた報告書を同級生がつくるようになり、そしてついに4年生へ。
早いですね。
先生の優しさを感じると作業にも精が出ますね。
全部終わったら何かおいしいものをたべに行きましょう!
こんにちは、田口ゼミのたかはしです。
米内の要請によりうさぎ狩りの追記を書かせていただきます(・ω・)
早いものでうさぎ狩りに参加させていただいて3年目となりました。今回、田口ゼミは履修者として参加しました。
かんじき作りはツメかんじきを作成。ツメかんじきは雪がしまって固くなった時期に使います。一方、1年のときに作った丸かんじきは雪の深い時期に使います。今回のうさぎ狩りでは一部例外を除き、ほぼ丸かんじきを使用しました。
うさぎ狩りの夜は猟師さんたちとの「なおらい」です。
(なおらいは狩りの反省会のことです。)お世話になった猟師さんたちと親睦を深めます。
若干1名すでに撃沈している人がいますね。お疲れ様です。
さてさて連日、吹雪いていた空も最終日は暑いほどに晴れました。今日ならうさぎも穴から出て遊んでそうだなあ、そんなつぶやきが聞こえてきます。
こんなに天気が良いと始まってしまいました。
20代の本気雪合戦!!
1年生から3年生まで入り乱れての雪合戦。
3年生はうさぎ狩りの追い込み猟を用いて1年生を追い込む作戦に出たものの、体力がなく戦線離脱者が続出。
お疲れ様でした。
ついつい作ってしまった熊とうさぎの雪像。
モチーフはとある先生と先輩。
はじめはただの雪だるまだったのに。
あと1年このメンバーで頑張ろうね!
雪合戦の合間に焼き栗の差し入れをいただきました。
焼きたてはホクホクで甘くておいしくておいしくておいしくて
ごちそうさまでしたm(_ _)m!!!
帰りは白い森りふれでお昼ご飯。
みんなラーメン、3名大盛り。
来年もがんばろうな!
by佐藤
本日、歴史遺産学科4年生の小川ひかりさんの卒業研究がテレビ放送されます!!
本日(2月17日金曜日)のYBC(山形放送)NEWS EVERYで、歴史遺産学科4年生の小川ひかりさんが特集されます。番組では、小川さんが飛島の人々の日々の暮らしを研究対象とした卒業研究についてのレポートが放送されます。また4年間のフィールドワークで飛島の暮らしについて研究を行い、本学卒業後は飛島の島民として暮らしをスタートする小川さんの思いも語られます。ぜひご覧下さい。
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放送局:YBC(山形放送)
番組名:NEWS EVERY
時間:17:50〜(18:30前後から数分間)
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※都合上放送予定が変更になることがあります。