6月6日芸工大のグラウンドにてソフトボール大会が開かれました。
当日は雨が降っていたためか人数は少なめだったのですが、歴産の3年生が中心となって準備は進められました。
人数は少なめでしたが、先生方の参戦もあったためかテンションは高めでスタートしました。
グラウンドは濡れております。この上を走り回るという現実に恐れをいだきました。
始まって理解したこと。それは経験者の戦力が著しく高いということでした。
「野球をやっていましたが」なんて人間がバッターになると、守備側に戦慄がはしります。
特に参加した中で唯一の1年生男子の怖さと言ったら、山よりも高いものでした。
画像に見られるのは、北野先生、長井先生です。
上の画像にあるように考古の先生のお二人が参加してくださいました。
失礼ながら、さすがに経験者ほど恐れることもなかろう。という姿勢でかまえていました。
そうしてお二人に打たれた球はぶっ飛んで行きました。自分の認識の愚かさを再確認させられました。
また守備がいないような場所にも飛んでいきました。これは先生方からの一種のメッセージなのかもしれません。
楽しげな表情であり、カメラ目線でありながら守備の体制を崩さない長井先生の写真です。
先生方が楽しんでいる姿をみて、学生も自然にソフトボールを喜んでやるようになりました。
ソフトボールは2回やりましたが、結果はあまり気にせず楽しんでソフトボールをすることができました。
ソフトボールを通じてチーム内の人間のみならず、ソフトボールに参加している歴産の人間全員とスポーツを通じてコミュニケーションがとれたと思います。言語や生活習慣の違いを超えて、人間の相互理解のきっかけになるスポーツは世界共通である、とよくいいますがその理由の一端に触れ得たような気がしました。
普段運動をあまりしない人や、運動をする機会がない人にとっては、運動不足を楽しんで解消できる。実益と遊びをかねた素晴らしいソフトボールであったと思います。
終わった後には記念撮影をしました。そして先生方からオロナミンCをいただくことができ、元気になりました。
企画、準備をしてくださった3年生のみなさん、ありがとうございました。とても楽しかったです。
文・釣舟 佑
~考古学はモノの痕跡を読み、記録するところからはじまる学問である~
こんにちは、副手です。
今回は2年生の応用演習(考古分野)の様子をお伝えします。
この授業では、遺物を見極める力を養うことを目的とし、実験考古学の方法を体験的に学びます!
さて、前半は土器づくり。
ここは芸術大学・・・腕が試されます。
紋様付けにもいろいろと駆使します。
貝、植物、縄 etc…
そして
数日後・・・
出来上がりました!
(このあと窯に入れたのですが、写真を撮りそびれてしまいました・・・)
いよいよ次は屋外調理です。
芸工大には野焼き場があります。
授業やチュートリアルなどで使っています。
どんどん活用していきたいですね~ ※火の扱いには注意しましょう
複数の土器で米を炊き、火の通り具合をみます。
果たして味は・・・
固そうです・・・
そして、米以外にもいろいろと調理しています!
本当に色々作っています。
最後は実食!
私もちゃっかりいただいてきました!
ごちそうさま!
土器での調理、癖になりそうですね。
7月も調理実験の第2回があるようです。
おたのしみに~
5月30日・31日に芸術工科大学春のオープンキャンパスが行われました。歴史遺産学科ももちろん参加しております。春であることや多くの学科がひしめく場所であることが少し不安要素で、人がきてくれるのかなと思っていましたが歴史遺産学科ブースもなかなか盛況でした。
特に歴史遺産学科目玉の体験コーナーである「石器作り」は普段なかなか体験できるようなものでもないことからか非常ににぎわっておりました。遊びにきてくれた方々が夢中になって石器作りをしているのを眺めているとなんだかこちらがうれしくなってしまいます。
歴史遺産学科の先輩と触れ合えたこともいい経験ですね。
もちろん先生との交流も。
センターでは学科説明会が開かれており、歴史遺産学科の概要と生徒達の生の声を参加者達は聞くことができました。わたしたち歴史遺産学科の魅力が存分に伝わったのではないでしょうか。
また、先生方と直接お話ができる個人面談も開かれていたので、歴史遺産学科に興味がある参加者の方々にとっては進路を考える上で参考になったのではないでしょうか。
今回のオープンキャンパスでは、3年を中心とし、2年も合同で一丸となって動きました。1つになって動いたことで2・3年の距離もさらに縮まり、また、我々在校生も再度歴史遺産学科を知る機会になったと思います。それよりなにより歴史遺産学科のブースにたくさんの方々が遊びに来てくださったことが非常にうれしく思いました。中には、小学校6年生から毎回オープンキャンパスに参加してくれているという歴史遺産学科のプロがいることに驚きを隠せません。現在高校2年生だそうです。
この2日間学校全体は行き交う人が多く非常に賑わっておりました。こんな賑わいがいつまでも続く楽しい学校・学科でありたいものです。まるで人の海です。身長の差で波打っているかのようでした。もうすぐ夏ですね。草いきれが妙に懐かしい気分にさせる季節がやってきます。と、同時に体調を崩しやすい季節の変わり目です。体調管理には十分ご注意を。
文・佐藤 大夢
こんにちは、歴史遺産学科副手です。
すこし時間が空いてしまいましたが、今回は1年生の研修旅行の様子をお伝えします!
この授業は、歴史遺産学科に入学して初めてのフィールド体験となります。
今年は5/9・10の2日間、福島県を巡りました。
初日は会津若松、鶴ヶ城へ。
鶴ヶ城では地元のガイドの方に話をお聞きしました。みんな真剣にメモを取っています・・・
その後は、各自自由散策です。
外を覗くと・・・
北野先生を発見!
鶴ヶ城のてっぺんで学生を待ち伏せして記念撮影。
良い笑顔!
小学生の修学旅行で訪れたことのある学生も多数いましたが、昔とはまた見える景色が違うという声が聞こえてきました。
昼食後は福島県立博物館へ。
学芸員の方に館内バックヤードを案内していただきました。
様々な時代の遺物が残る中、震災関連の巨大な現物資料が目に入ります。
車の一部分や壊れた看板など、震災当時の生々しい状況がそのままに残っていました。
その後学芸員の方に質疑応答の時間をいただきました。
歴史遺産学科では学芸員を目指す学生も多いため、この出会いは貴重な機会となったのではないでしょうか!
企画展・常設展もしっかり見学。
時代ごと、分野ごと、絵画作品などもあり、各々が自分の興味あるものを見つけては語りあっていました。
この日は悪天候により、予定していた古墳には行けませんでしたが、余った時間で昔遊びの体験コーナーを満喫しました。
衣装を着せてもらっている女子学生たち。
玩具の体験コーナーでも盛り上がっています!
この機会に学生同士の距離も縮まり、良い時間を過ごせたようです。
夜は旅館についてのんびり~
と言いたいところですが、宴会場をお借りして授業を行いました。
レクレーションゲームで盛り上がった後、この日印象に残ったことについて意見を交換し合いました。
一日目を終えて、それぞれ自分なりの疑問点をみつけてきたようです。
2日目は、奥会津の昭和村へ。
昨日とはまた見える景色が違います。
どんどん山奥へ…
2日目のメインである、“からむし織の里”を訪れました。
「からむし」は苧麻とも呼ばれるイラクサ科の多年草で、布用の原材料として栽培されてきたそうです。
ここでも学芸員の方にレクチャーしていただきました。
織の体験をする学生も!
なかなか難しいようですが、貴重な機会となりましたね!
やわらかく、触り心地の良い素晴らしい織物が、たくさん展示・販売していました。
値段もさすが…というかんじですが、いつか手に入れたいですね~
数週間後には土壌を良くするために火入れを行い、今年の栽培が始まるそうです。
是非その時期にふたたび訪れたいですね。
ここで集合写真を一枚!
午後は、喜多方へ。
市の職員の方にご案内していただきました。
その後の自由散策では、古くからの蔵を利用した喫茶店にてひとやすみ。
帰りのバスはぐったりの様子・・・
みんなお疲れさま!