私たち2年生は11月7日、現代社会解剖学1という講義を行いました。これは考古学分野におけるディスカッションを中心とした授業です。
この講義では、生徒たちが中心となって行い、自分たちがフィールド体験において、何を感じ、何を学び得たのかを一人ひとりが発表、そして意見を交換し、社会に出るために必要なことを話し合いました。
生徒たちが司会、板書している様子です。
皆さん、とても真面目に取り組み、たくさんの意見が出ました。例えば、アクション・シンキング・チームワーク等、社会人基礎力に相当するスキルなど。
ホワイトボードが黒で埋まってますね!(詳しい内容は省略させていただきます)
今回の講義はとても充実したものとなり、皆さんのためになったかと思います!
私も、社会人になるために必要なことを、大学生活で身に着けていく必要性を実感し、とても勉強になりました。
以上 2年 高橋花菜子
ご無沙汰していました、副手です!
3年生の夏の様子が続々とアップされていますね。
学生目線の記事、みなさんもフィールドに行った気分になってご覧くださいませ~!
さて今回は「フィールドワーク演習2」の一環で東北大学の天野真志先生をお招きしたときの様子をご紹介します。
歴史資料を守るためのワークショップを開催していただきました。
午前中は地域に残された古文書などの歴史資料を保存・継承していくことに関する講義をしていただきました。
午後は実技のワークショップのため教室移動!
水害や津波によって古文書が被災してしまった際に、どのようにクリーニングして元のように使えるようにするのかを学びます。
古文書についた泥の落とし方や、海水の塩分をぬくための水洗いの方法について体験しました。
丁寧に指導を受ける学生たち。
結構汚れが浮き出てきます。
そして、濡れた資料の扱いは難しいですね。
みんな苦戦しながらも楽しそうに取り組んでいました。
歴史遺産学科2年生主体の演習でしたが、美文や歴産の1年生も参加してくれました。
被災資料の保存現場をじかに体験できる貴重な機会になったと思います!
(おまけ)
天野先生の前掛けをつけてみる学生。
「味噌醤油漬物」が粋でした。
だいぶ期間があいてしまいましたが、ゼミ旅行最終日の様子を紹介します。
最終日は福岡県の県立九州歴史資料館と大宰府天満宮に行ってきました。
最初に行った九州歴史資料館は、古くから外交の窓口となっていた九州の歴史を明らかにするための研究とその成果を展示している歴史資料館です。考古資料や大宰府に関する資料が多く収蔵されています。
ガラス張りの建物で、中庭からは普段あまりみることが出来ない、文化財の整理作業や保存作業を見学することが出来るようになっていました。
主に館内ではバックヤードを中心に卒業生の先輩から案内していただき、研究や保存作業に使われる機材や収蔵庫などを見学しました。
特に全国で2番目に導入したという文化財専用のX線CTや研究途中の船原(ふなばる)遺跡の出土品はとても興味深いものでした。
次は最終目的地、太宰府天満宮です。
学問や芸術、文化の神様である菅原道真公を祀っている神社で、全国の天神さまを祀る神社の総本宮です。また、道真公の御墓所でもあります。
御神牛です。みんなで頭を撫でて知恵を授かってきました。
ガイドさんに案内していただいた後は、みんなで昼食を食べ、各自でお守りを買ったり、御朱印をいただいたり、国立九州博物館に行ってきたり・・・
この後は、福岡空港でラーメンを食べ、飛行機で仙台空港へ。
5日間のゼミ旅行はハプニングなどもありましたが、とても充実したものでした。
ゼミ旅行でお世話になった方々、本当にありがとうございました。
ここまで読んでいただきまして、ありがとうございました。