9月4日〜9月8日の5日間、沖縄に行ってきました。
ちなみに私たちが行った時期は沖縄の旧盆で4日はその中日でした。
お盆は3日間で、沖縄の言葉で「ウンケー」(迎えの日)・「ナカヌヒー」(中の日)・「ウークイ」(送りの日)と言います。
今回は1日目に訪れた場所をお伝えしたいと思います。1日目は首里城とその近くにある石畳道に行きました。
ガイドブックなどでよく紹介されている守礼門です。この門以外にもたくさん門がありました。
沖縄の城(グスク)の特徴で階段はこのように斜めになっていて歩きにくくなっています。
歩きにくい!と最初に感じた違和感…
正体はこの階段・坂道です。ステップと傾斜の組み合わせ。
下は首里城の正殿です。カバーがかかっているところは修復中のようです。
復元された正殿の中が真っ赤に塗られているのが印象的でした。
案内の人たちは男女とも役人の正装姿で迎えてくれました。
次に石畳道(正式名首里金城町石畳道:沖縄県指定史跡)に行きました。意外とキツイ坂道でした。首里城から240mぐらいが良好に残っていてお城の下の町まで続いています。沿道には大アカギという信仰対象の巨木や大きな公衆井戸がありました。そして辻には魔除けの「石敢當」が。不思議な空間に迷い込んだようでした。
下の写真が大アカギの木で、とても大きな木です。夕暮れ時だったのでなんか大きな木があるという感じでした。写真はフラッシュ機能をつけて撮影しました。とにかく大きい!
下3枚が井戸の写真で2ヶ所見てきました。こちらの井戸が有名な井戸だそうです。用水路みたいなところを雨水などが通り奥に水が溜まっています。
この石畳道を散策している時に地元の方に出会い、親戚中が集まるお盆の話や石畳道を使っていてどう思っているかなど、お話を聞かせていただきました。この道は坂が急であることと石と石の間に隙間があいていて歩きにくい…。地元の方も大変だと仰っていました。文化財に指定するから勝手に改変できないなど、文化財迷惑論を熱く語ってくれました。なんもいいことはないが、といいつつも最後には、住民たちが歴史ある町に誇りを持っていると。