とうとう、福岡・長崎での3泊4日のゼミ旅行も最終日となってしまいました。最終日の9月16日は長崎市内の「長崎歴史文化博物館」へ。
台風接近の影響で外は生憎の雨模様…。ですが!最終日!充実させちゃいましょう~っ!
歴史文化博物館では学芸員の方が各ブースの説明をしてくださりました。ここには、長崎の南蛮貿易時代のブースなどもあり見学時に学芸員さんとちょっとした会話をした際に、南蛮貿易の影響で長崎のダシの味が基本的に甘いということで「関西出身だから衝撃的だった」と話していたことが印象的でした。味付け一つでも出身地によって感覚の差があるのだなぁと実感したり(笑)
館内には他にも、長崎くんちで使用される船を模した御輿や、主にコレクションなどの寄贈品を展示したブースなどもありました。
と、いうことで!見学風景を☺
普段はにぎやかですがちゃんと見学する時は見学するんですよ!私たち!にしても、天気悪い…。
そして昼食もこの歴史文化博物館に併設されてるカフェで☺
長崎ご当地グルメ「トルコライス」!写真ではなんてことはないように見えますが、実際は1皿に(ピラフ・豚カツ・パスタ)となかなかのボリュームで(笑)あ、でも味はすごく美味しいんですよ?ただお腹がかなり満腹になるんです(笑)
さて、昼食も終え、いよいよ空港へ。山形には初日と同様で羽田空港を経由して向かいます!この4日間のゼミ旅行をなんだかんだ無事に乗り切ったのも、このゼミらしさが所々にでていたからじゃないかなぁ~。なんて、このブログを書きながら改めて思ったり(笑)。なかなか濃い、そんな4日間でした(‘ω’)。もう年末。年が明けても、このゼミらしさで行きたいと思います☺
短い4泊5日の研修旅行。最終日は名護に戻り、そこからビーチ沿いを南下、読谷村「やちむん」の里へ。そして那覇に戻り、王家の墓廟タマウドゥンへ。今回は本島の一部を短期間で回っただけだが、お盆の時期にも重なり沖縄に根付く祖霊信仰の一端を垣間見ることができた。
起伏に富んだ石灰岩台地とサンゴ礁の海辺に刻まれた個性的な沖縄の遺跡。青空に映えるグスク跡の整備に複雑な沖縄の現代史の影をみた。車で通り過ぎるだけでも普天間や嘉手納など基地の存在は十分すぎるぐらい感じられる。アカギとフクギといったシンボルツリー、ハイビスカスやアラマンダ、ブーゲンビリアの花の色。ガジュマル、クワズイモ、ゲットウ、ソテツなど森の植物。サトウキビ畑に囲まれた石垣と低い瓦屋根の伝統家屋。
沖縄の自然や社会、食を体感する旅。それぞれの「驚き」を脳みそに刻んでくれればいい。
…
今帰仁グスクでは随所で石垣の孕みや崩れが見られた。グスク石垣はもともと勾配が急な石塁状でさほど耐震性は考慮されていない。地震がないわけではないが、むしろ修理し続けて維持していく方針だったのだろう。豊富な資源が身近にある環境では合理的である。堅牢な石垣が素晴らしい!と思ってしまうのは日本人のバイアス・・・・
現代の整備、石垣復元もそんな方針のように見えた。かたや絶対に?崩れない石垣を希求する日本の近世城郭石垣の活用と整備… グスク石垣を安定解析をすると、安全率1.0を下回るのは目に見えている。
グスクから見渡す青空とエメラルドグリーンの海。自然地形を生かして作られた城壁、石塁の下に立っていても、この石垣が崩れてくる予感は不思議としない。 一方の都市公園にある日本の近世城郭の石垣。昨今の大地震による崩壊の恐怖は人々の記憶に新しい。石垣整備の安全や安心は難しい問題だ。
そんなことを考えながら、世界遺産のグスクを一回りしてきた。
あまりにも駆け足の沖縄旅行。異文化の歴史遺産をみて、自文化を問い直そう。
沖縄戦と米軍占領時代に破壊された首里城。琉球王国の遺産を日本政府が推薦し、整備してきた歴史。現代の沖縄が抱える問題と合わせ、問うことはまだまだある。
もう周りは冬ですがこれで完結です。
ゼミ旅行4日目は今帰仁城(なきじんぐすく)と美ら海水族館に行ってきました。
沖縄の暑さにみんなぐったり気味でしたが、海を眺めるだけで少し涼しくなるような気がします。
まずは美ら海水族館へ。
美ら海水族館といえば、世界一の大きさを誇る大水槽です!水量はなんと7500㎡。大きすぎてカメラに収まりませんでした…。ジンベエザメの長期飼育記録世界一も更新中だそうです。すごい!
美ら海水族館には本館とは別に、ウミガメ館とマナティー館が併設されています。個人的におすすめはマナティー館です!タイミングが良ければマナティーが両手?(両ヒレ?)を使って餌(レタス)を食べるかわいい姿が見れます。
今帰仁城に行く前に少し寄り道をしました。
とても綺麗なビーチでした!北野先生も楽しんでいらっしゃるようです。
昼食のデザートに「ぜんざい」。沖縄ではこれがぜんざい!
ハート岩というパワースポットにも行きました。辿り着くまでなかなかハードな道のりでした…。綺麗な青い魚も見ることができます。
みなさんには♡に見えるでしょうか?私には見えません。
いよいよ本日のメイン、今帰仁城へと向かいます!
今帰仁城は「三山鼎立の時代」に北山王の拠点となり、沖縄北部を中心に支配していました。外郭を含めると7つの郭から成ります。広い!
お城を囲む石垣は高さが2mくらいで蛇行しながら続いています。
さて、この今帰仁城の石垣ですが、今まで訪れた城たちとは全然違うことがわかります。場所によってはすごく高く積まれた石垣もあるので迫力があります…!!
城内は他にもたくさんの見所があります!
ここでは第二尚氏時代の北山監守一族の火の神が祀られています。1665年、監守は首里に引き揚げましたが、かつての居宅地の火の神として崇められてきました。旧暦8月10日には今帰仁ノロ以下の神人が城ウイミの祭祀を現在でも行っています。祠の中には香炉と火の神を象徴する石が置かれていて、今でも門中の行事である今帰仁上りの重要な拝所として参拝者が訪れます。
なんだか神秘的な雰囲気が漂っています…!
4泊5日のゼミ旅行も残すところ1日となりました。天気も快調、台風に遭遇することもなく(この日はスコールには見舞われましたが)、なんとか過ごせました!最終日にトラブルが起きないことを祈っています。
(3年 守屋)