歴史遺産学科

歴史/考古/民俗・人類
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2019-05-06

地域とともに

2年前からお世話になっている上山市楢下

かつて羽州街道の宿場町があった集落で、その一部が国の史跡に指定されている。ここには「羽州街道「楢下宿」研究会」という住民主体のまちづくり組織があって、手弁当で史跡の保存・活用にもあたっている。

 

 

ゴールデンウィーク中は29日に集落の春まつりがあるほか、5日には春のそばまつりを行って観光客にもサービスしている。

今年は上山城まつりに楢下名物「納豆あぶり餅」の出張販売に出かけた。

 

昨年から楢下に通っている学生たちが研究会のみなさんと連休中を過ごした。

27日には金山川にこいのぼりを設置し、かつて楢下で使われていた消防腕用ポンプなど3台を展示した。

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29日は集落の春祭り。街道沿いの各家の軒先には提灯がずらりと並び宿場町の風情をみせる。

観音堂の裏にある集落の鎮守ーお神明様に続く155段の石段。お年寄りや雨の日は登るのがきつく、2年ほど前から麓の公民館で祭礼を行っている。山神社の前では当前組の女性たちが参詣者にふるまいをする。

「おじいさんの村」にも歌われたお神明様の石段、お祭りの日はきれいに掃除されていた。登り口は木々がトンネルのように覆いかぶさっている。

 

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学生たちは山に行きタラノメ、ワラビ、たけのこを採ってきた。大黒屋ではリヤカーを使った露天てんぷらまつりが始まった。

さらに昨秋の採ったマツタケまでごちそうになったという。

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3日は上山城まつりのお手伝い。

学生が提案した納豆あぶり餅の竹串回収箱のアイデアが好評だった。

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5日はそばまつり。会場設営から調理場、受付、そば出しまでフル回転した。その場であげる山菜てんぷらは最高。うちあげでは囲炉裏を囲み炙った厚揚げやシシ肉、山菜などに舌鼓。

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研究会のみなさんありがとうございました。夏祭りにはもっと大勢で参ります。

地域に学ぶ、地域を支える、、、、、、歴史遺産学科の学び

 

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