歴史遺産学科

歴史/考古/民俗・人類
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2008-12-24

一寸先は闇

24日、成田発のタイ航空バンコク便はすいていた。12月初めに起こったバンコクの暴動、空港占拠の影響がまだ尾を引いているようだ。予定より早く成田のカウンターに着いたら自分の乗る飛行機の1時間前の便があいているからと変更を勧められた。おかげでバンコクでは観光する時間ができた。これまでバンコクは5回ほどいったが、実は観光は一度もしたことがなかった。

地下鉄でファランポーン駅まで出て、トゥクトゥクで王宮・ワットプラケーオをみにいった。排ガスとカーチェイスの様な走りは相変わらずである。行ってみると王宮は15:30までとのことで、明日また来いという。しかし、あしたはないので、警備兵に頼んでみるとあっさり門の中まで入れて
くれた。奥まではいけなかったが満足して帰ることにした。
路上の夜店でにぎわう周辺を散策、屋台で飯を食べ、ライトアップされたワットプラケーオを見てホテルへの帰路についた。

地下鉄ホイクワン駅を降りて、混雑する道路を渡ろうとしたとき事件が起こった。バンコクの道路を渡るのはかなりしんどい。猛スピードの車とバイクの波を乗り切るのはタイミングが勝負だ。中国で覚えたのは現地の人が渡るのを盾にして自分も渡るという方法である。
片側3車線の道をもう2、3歩で渡り切ると思った瞬間、自分が盾にしていた人が、突進してきたバイクにはねられた。人とバイクが一瞬のうちに飛んでいった。しばらく現場で凍りついてしまった。恐るべしバンコク。正月3が日タイでは交通事故で300人死んだそうな。

   

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