朝5:20ホテルを出発。今日もポターの一日に密着だ。
村に着き、早速Uさん家にお邪魔する。お母さんは踏み臼でチュアの粉砕をしていた。今日はモーヌンを12個作るという。
お父さんは牛に糠汁を飲ませて田んぼに連れて行くところ。
Uさんは粘土円柱後の台上たたきを3個同時に行う。効率的だ。この村ではみな口縁部を作り出すとき、トン・ケ(ゲェ)の木の葉を重ねて使う。3〜6枚まで、人それぞれである。台上成形が終わると1時間ほど乾燥させ、底部閉塞・胴部成形叩きの工程に移る。
家の前ではおとうさんがおもむろに木の梢めがけて銃を打った。銃身がやたら長い鳥打ち用の銃らしい。今は鳥が少ないので、田んぼでねずみを打ったり、池で魚をうったりもするそうだ。丁寧に手入れをしていた(写真)。
土器作りの作業は順調に進み、午後に。記録していると周りに村の男たちが三々五々集まってきた。おばあちゃんもいる。あっという間に40人ほどになり、何かと思ったら、国民的スポーツ・ムエタイ(キックボクシング)のテレビ観戦だ。ただの観戦ではない、50B、100Bのお金をかけている。持ち回りで当番となった家が会場を提供する。今日は8試合。土日は牛を田んぼにほっぽらかして、みながテレビの前で熱くなる日だ。お札を手に握りしめて、絶叫するおばあちゃんの声がすごい。ポターの身体動作を撮影したビデオには、その熱狂ぶりがBGMとして入っている。3時30分、中継が終わると男たちは何事もなかったようにさっさと家路についた。ちなみにここのだんなは負けたそうな・・・・。
今日も濃い一日だった。