全国城跡等石垣整備調査研究会(文化庁・開催自治体主催)が愛媛県松山市で開かれました。毎年1月に開催され、姫路、肥前名護屋(佐賀)、仙台、金沢、熊本と続き、今年が6回目。「石垣解体の諸問題−石垣手引書の作成に向けて」がテーマとなりました。四国各地の事例報告のあと、北垣聰一郎氏ほか4名のパネリストと、私がコーディネーターとなり、パネルディスカッションを行いました。来年は甲府、テーマは石垣修復の諸問題にうつっていきます。再来年は・・・(某市に内定)。この手の研究会は、飲み会の場で次の開催地が決まるのです。ぽんぽんと後ろから肩を叩かれると要注意!
この研究会は石垣整備に関する行政課題について議論する場としてスタートしましたが、近年は市民の関心が高く、年々参加者が増えています。今回は石工さんたちの集まりである「文化財石垣保存技術協議会」の研修会も兼ね、また、2日目には「城のあるまちのこれから」と題する活用をテーマにしたシンポジウムも行われました。
午後からは松山城の現地見学。解体修理工事現場や城全体の石垣めぐりをおこない、最後はなぜか坂の上の雲ミュージアムの見学というコース。いま松山は「坂の上の雲」(司馬遼太郎原作・松山が舞台)でもりあがっています。漱石や子規を輩出した文豪のまちを売りにしているのと、秋から豪華キャストによる同名のドラマ(NHK)が始まるからです。明治の国づくりに燃える若者の生き方や軍事国家に突入していく激動の時代を描いたドラマのようです。
きょうは全国的に寒い一日だったようですが、松山でも夕方に雪が舞いました。13:00から始まった石垣めぐり、小雪が舞うなか、16:30ごろにやっとミュージアムにたどり着く。展示を見ながら冷えきった体を温めました。
明日も朝から一日石垣ツアーです。あきもせず・・・・。