歴史遺産学科

歴史/考古/民俗・人類
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2009-05-15

双月沼田マツヤマ古墳の測量


新緑がさわやかな5月。いま2年生は歴史遺産応用演習の授業で山形市内にある古墳の測量を行っています。

学内実習とは違って、現場では立ち木が邪魔をして思うように進みません。レベル高の計算間違い、図面の定位のし忘れなどトラブルもありましたが何とか乗り切ってまずは順調なスタートだったと思います。学生たちは6つの班に分かれて測量し、あとで基準杭にしたがって図面を合成します。

この古墳は3年前、ゼミの学生たちと分布調査をしていて見つけました。直径30mあまりの円墳で、山形盆地では50mクラスの山形市菅沢2号墳、山辺町大塚天神古墳に次ぐ規模のものです。ほかに山形市内では吉原こくぞうさま古墳が30mぐらいの円墳とされています。

現在、県埋文センターに勤める考古学研究室OBや大学院生が休日を利用して測量をしています。先輩達を助けるいい図面をかいてください。






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