仙台市地底の森ミュージアムのボランティアの人たちと土器の野焼きをしてきました。
博物館の周りはマンションが立ち並び、近年は気軽に火を焚くこともままならないそうです。
参加者は火を自在に操った原始・古代の人々に想いを馳せながら、その技を体験的に学びとって行こうとする熱心な方々でした。覆い型は資源を無駄にしない、省エネ野焼きだとの感想。
日常のなかでかつて火を使う経験(焚き火など)をした世代ほど、自然と深く関わりながら生きた経験のある人ほど、そんな生活の喪失に敏感です。
もはや遊びでも、家庭でも火を使わない子供たちは、これから火をどうとらえていくのか。私たちとはかなり異質な火のイメージがこれから創造されていくのでしょうか。
見学に来た子供たちとボランティア(おじいちゃん・おばあちゃん世代)の会話を聞きながらそんなことを考えました。