歴史遺産学科

歴史/考古/民俗・人類
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2009-06-26

世界遺産 二条城を(ひたすら)歩く


ゼミの学生たちと世界遺産−二条城(古都京都の文化財)の石垣調査に来ました。正式には元離宮二条城。国宝の二の丸御殿は修学旅行等で一度は訪れたことがあるのではないでしょうか。

二条城は慶長8年(1603)、徳川家康が上洛の際の居所として築いたもので、その後、寛永3年(1626)に家光が現在の城の原型を作りました。二の丸御殿は15代将軍慶喜が大政奉還をした場所として有名です。

二条城の石垣は、2度とも「天下普請」で、尾張や紀伊など親藩・譜代大名が工事を担当しました。

本丸は寛永度の石垣が基礎となっていますが、今回の調査では天守台をはじめ、寛文期(1660年ごろ)の修理が大規模に行われていることがわかりました。

管理事務所で打ち合わせをし、二の丸御殿の裏庭(普段は立ち入り禁止区域。御殿の裏側を見れてちょっと得をしたような気持ちに・・・)を通って本丸天守台から内堀へと石垣を見ていきました。
17:00からは外に出て外堀際の石垣を見学。外周をジョギングするランナーに不審がられながらも1周しました。
今日の最高気温は35度とか。。。西日のなかをへとへとでした。それから更に堀川通添いにある、慶長期の石垣へ。終わったのは19:00を過ぎたころでした。






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