今日の1年生必修授業「民俗・人類学基礎演習」では、山形市の郷土資料収蔵所に行ってきました。
青田のマックスバリュさんの近くにあるので、芸工大生なら一度は目にしている…かも。
ここでは民具を中心とした文化財を収蔵保管しています。一般の人も見学できるそうなので、民具好きの方はぜひ。
今日の授業は、民具をスケッチして実測するというもの。
スケッチといっても、美術の授業で行うようなものとは少し違います。
実測とは、コンベックス(金属のメジャー)を使ってモノの各部を実際に計測しながら図面にすることです。図面におこすことで、モノの形・大きさ・文様などの情報を明確にし、第三者に伝えることもできるようになります。
考古学・民俗学を学ぶうえでは避けて通れないのが実測なのです。
(そして最初に挫けそうになるポイントでもあるんだな)
この授業では何度かスケッチを行ってきましたが、やっぱり絵は苦手、という人もいるようです。
暑い中、汗だくになりながら描いては消し、描いては消し…
大丈夫、田口先生曰く実測は算数(not数学)だそうですから。
描けば描くほど上手く速くなる、はず。
絵が上手い人が実測も上手いかというと、決してそうではありません。
がんばれ一年生!実測の道はまだ始まったばかり!