本日から北目古墳群の発掘調査が始まりました。
今年は、古墳群南半の測量、3号墳の石室・墳丘の発掘、2号墳の石室実測が主な内容です。
初日はあいにくの雨の中、恒例の芸工トラックでの発掘器材の搬入。着くなり、荷物を一つ一つ山に持って上がります。足元の悪い山道、わが身だけでも大変なのにこれがなかなかハードな作業なのです。
荷物を山に上げると、今度は草刈り。長く人手が入っていないため倒木とともに立派な熊笹が茂る。合羽の外からは雨、中からは汗・・・・・。眼鏡が曇って前が見えない・・・。全身ずぶぬれとはこのことです。また例によって地蜂のご挨拶、熊ん蜂になつかれる。蚊の大群に顔と手足はボコボコ。なぜか懐かしい感覚で、また今年も現場がはじまったなという緊張感が沸いてくる。
院生、4年生、3年生に卒業生の応援があり、初日は8人でのスタートとなりました。
そしてお昼は赤鬼。おかあさんたち、今年も来ましたよ。よろしく!
夕刻、1日の作業が終わる。かぐわしい匂いを車に充満させつつ帰路に。夜、家につくと風呂場直行だったのはいうまでもありません。