遅ればせながら、青森県尻屋での民俗調査(9/10〜13)について1日目のJョンから引き継ぎ、書かせてもらいます。
2日目担当の村です。
2日目は7時半に朝食を食べ、8時半に民宿出発。
港の船小屋を見せてもらえるとのことで車を走らせると、もう少しで海が見える・・・という所で大量の軽トラが渋滞を作っていました。
乗っていたのは地元の方々で、車を降りて話を聞いてみると、その先にゲートがあり、8時40分に開かれるとのこと。
話を聞いているうちにゲートが開き、軽トラは海岸沿いを走って、今度は波打ち際ぎりぎりに10台ほどが駐車の列を作りました。
波打ち際約3mには山のように昆布が打ち寄せられ、地元の人々はそれを数十枚ごとに紐で括って軽トラに乗せていました。
大人数で目の回るようなスピードで昆布をまとめていく様はさすがでした。
そしてそれを1時間ほど見学させていただいた後、本来の目的の船小屋へ。
残念ながらもうほとんど残っておらず、6軒の倉庫しかなかったのですが、そこで森本先生から集落図の書き方について教えていただきました。(ありがとうございました!)
そしてそのあとは尻屋埼へ。
風が強く、端は断崖、隆起の激しい草原のような場所で、秋田出身の私は男鹿の入道崎を思い出しました。
尻屋埼灯台は日本の灯台50選に選ばれてるらしいです。
民宿への帰り道、なんと寒立馬の大群に遭遇!
堂々と車道で休んでいらっしゃいました。
やはり競走馬ではないのでなんとも丸っこい体型で愛らしかったです。
ここで電池切れにより撮影叶わず・・・・。
昼食を食べて午後からはいよいよ集落地図。
歴産は1年2年1人ずつで2人組4グループに分かれ、もう1人の1年は個人での行動に。
4ブロックに分け1グループ約12軒を担当し調査しました。
私の担当ブロックは大通りから山側の方で、畑などはまったく見られず、むしろ昆布を干すスペースがとても広かったです。家かと思ってよく見ると、実は倉庫や昆布干場だったという事も当たり前で、集落地図を取る際はとても苦労しました。
5時半で一端作業を終え、続きは次の日に。
いろんなものを見たり聞いたりした充実した1日でした。
それでは3日目の人にバトンタッチ!