9月24日。今日は昨日友達になった人の実家があるボゴールを訪れることにしました。一日で往復するには少し厳しい面もありますが、実家の山間部と植物園も見てみたかったので強行手段で行ってまいりました。
ジャカルタ北部にある大きな駅に向かい、ボゴール行きのチケットを購入。電車が到着し、早速出発。気分はもう「世界の車窓から」!!!電車が加速するにつれ、どんどん景色が変わっていきます。建物が低くなり、建物すら見あたらなくなって周りはもうジャングルほどではありませんが熱帯林だらけ。ボゴールに到着する前あたりから再び建物やビルが見え始めてきました。降りてみるとそこは以外と大都会!!!想像していたのとは全く違います。
なんでウサギが足下にいんのッ!!!
屋台が並ぶ間におもちゃやペットを売る人達が地面に商品を並べていただけでした。ジャカルタにはこのような物売りが居なかったので少し驚きました。植物園に向かう途中、突如目の前に木の根がぶら下がっていて、頭上を見るとなんと電柱に熱帯の大きな木が絡まって大変なことになっているじゃないですか!!!人々はよける仕草もなく、当たっても気にしない様子です…
訪れた植物園は、インドネシアでも大規模のもので約100?あります。中に入るにつれて人だかりが増えていきます。
ここって植物園だよね??なんでピクニックの人がいるんだろう…
ピクニックのようにシートを敷いてご飯を食べる人達。ボールや水路で遊ぶ子供達。板状根の隙間に寄り添うカップル。しかも、建物の近くでライヴをしている人もいるじゃないですか!!!友達に聞いたところ、「ホリデイだからジャカルタから週末を楽しみに来ているだよ」とのことです。植物園という堅いイメージとはほど遠い環境でした。植物園内には、熱帯林がゆとりのある感覚で植林されています。孟宗竹が我がもの面で鬱蒼と生えていたり、いきなり大木が玉切りされた状態で放置されていたりと日本の植物園ではあまりない光景を見ることができました。
電車も植物園も日本の感覚とは大違い。このような植物園なら誰でも気軽に森林や植物というものを楽しめるのに、と思いました。日本は管理や保護という観点が一番にきがちですが、それではひとびとからものが遠ざかっていきます。まずは皆が触れることができ、学べる環境にするのが大事なのではないでしょうか…