ジャカルタには様々な乗り物がある。そのひとつとして、今日はモーターサイクルを紹介します。
モーターサイクルは日本で言うところのバイクです。現地で困っていたところを助けてくれた日本人の方が言うには、危険な乗り物らしい。自分は安くて乗り心地が良いので乗らない日がありませんでしたが…
なぜ危険かというと、ジャカルタは見た目1車線、事実5車線なのです。大きな広い道路の中を我が先にとばかりにタクシー、モーターサイクル、バイジャイ、バスなどが走ります。無法地帯となった道路では、クラクションがやみません… 「おいッ 気をつけろ!!!」 「嬢ちゃん、乗っていくかい??」 注意から合図まで全てクラクション。道路を渡ろうと待っている時は、怒られているのか、誘われているのか見当がつきません。一応、苦笑いしておきます…
そしてこのモーターサイクル。乗れる人数は最低1人、最高のれるだけ。5人乗りとかよく見ました。しかも運転しているのが子供だったりします。免許という制度があるのか疑問に思えたりします。ノーヘルもかなりの割合でいますが、自分が乗る時は「サツがいっから一応着けてくれ。」ということで着けていましたが、顎のヒモは必ずしなくてもいいようでした。本当に見せかけみたいです。
しかし、そんなヘルメットも役に立つもの。道路がカーレース状態なものでよく他の乗り物と衝突します。運転手によってはふらつくので、万が一のことを考えておいた方がいいです。自分は転倒はしませんでしたが、洞穴のような地下駐車場に入るときに天井に頭をぶつけて、その時はヘルメットに助けられました…
このブログを見て、モーターサイクルは危険な乗り物だと誤解する人がいるかもしれません。しかし、どうか単純にそのような考え方をしないで欲しいです。道路が無法地帯のカーレース。そんな中を普通に走るにはそれなりのテクニックがあります。実際、危険だと感じることはあっても、それは日本の整理された交通の中での感覚です。ぶつかっても倒れるほどの衝突はお互い避けます。その程度に抑えれるというテクニックがあります!!!これは本当に運転技術がある証拠です。みなさん、ぜひインドネシアを訪れることがありましたらモーターサイクルを利用してください。