歴史遺産学科

歴史/考古/民俗・人類
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2009-12-27

ポットテンプル−土器でできたお寺

マハサラカムからラオスに向かう日、ちょっと早出して、ロイエット郊外の土器づくり村バン・トゥ・タイに寄る。土器作りは廃れ、いま村は型成形のコンロ作りにシフトしている。伝統的なポターはもう3人しかいない。

ここにはワット・ノンサワンという土器でできたお寺がある。通称ポット・テンプル。
村にあるただのお寺ではない。観光に来る人もいる。イサーンの人にとっては知る人ぞ知るである。土器づくり村の昔の生活風景(農耕・調理・土器の行商など)を塑像で展示しているだけでなく、寺の裏が地獄めぐりのテーマパークになっている。これほどリアルな地獄絵をみせられたら子供は泣いてしまう。釜ゆでや腹を裂かれた人間のグロテスクな裸像が林立する。

ここは仏教の国タイである。

ムクダハンからメコン川のラオス・日本第2友好橋を渡りサワンナケートへ。あいかわらずラオスの入国審査はフレンドリーでゆるい。

ゲストハウスのある町につく。正月はあちこちで結婚式がある。飛び込み大歓迎。朝まで大音響の音楽とひとり漫才のような語り。朝までみんなで騒ぐのだ。

 

 

 

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