今日はほとんどのポターがOFF。村で結婚式があるからだ。暮れから数えただけでもう3件目になる。
そこで兄弟村のブットーンに行くことにした。歩くと30分の距離。だが車でも30分かかる。理解しにくいかもしれないが事実である。
1年ぶりの村長さんに挨拶をし、案内していただきながら村の中を歩く。村は今年、米の値段が上がったことで半分の家が乾季作(2期作)をはじめたという。周囲に水が豊富な環境を生かし、灌漑は池からのポンプアップだ。ちょうど田おこしと田植えの真っ最中。どこの家も農作業が忙しく、15人いるポターのうち、やっているのはPさん一人。ほかの2人は月末あたりからつくるよ、と。村が隣同士でこんなにも違うのか。この村は昨年紹介したように塩が特産品。また、村長さんやBさんたち3軒が分業システムを取り入れたタオと呼ばれるコンロ作りをやっている。出来高制で従業員を雇用。二つの産業が「ODOP(One district one product)」に指定されている。タイのOTOP(大分県の一村一品運動に端を発する地域特産品指定による産業振興策)に習ったものらしい。いずれにしても二つの村の社会環境の違いは大きい。それと土器作り技術との関係を考えるのが課題・・・・
お昼は村から4kmの距離にある粘土採掘場に行くことにした。Soui Lakeという大きな湖のそばにあり、1年に1回、水の無い2〜3月に掘る。各家はクボタ5〜10台分掘って1年分とする。コンロ用の粘土は村の近くから掘り、1年でクボタ100台分も使うそうだ。ちなみに型作りのコンロも籾殻で野焼きする。
お昼は粘土採掘場に近いLakesideレストランで食べることにした。絶景のなか、もち米とジャンボタニシを腹いっぱい食べる。盛りが半端でない。
午後は、村に戻り土器作りをみたり、ポターの夫たちから行商の話を聞く。
Bさんファクトリーで懐かしの再会。夕方、ブッドン村まで歩くといったら、田んぼの中をずっとついて村境まで案内してくれた。道がないので人の歩いた跡をたどる。
途中、水汲みの女の子達にあう。2kmの道のりを飲み水確保のために通うそうだ。
田んぼを最短距離でつっきると、村の人が言うとおり30分でついた。村が近づくと森の中にまっすくな道があらわれた。カントリーロード・・・・・
塩づくりは田仕事が終ってから本格化する。土器の行商に行く時に塩も一緒に売り歩く。Fさんは車も持っているが、塩はさびるのでクボタでいくよ。仲間3人ぐらいで一緒に出かけるさ。各村の村長さんちに泊まるんだ。お礼はもちろん土器と塩だよ。