歴史遺産学科

歴史/考古/民俗・人類
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2010-02-13

卒展と「ちょこっと展示」


卒展を見てまわった。

歴史遺産学科のポスター展示も年々よくなってきている。卒論に真摯に取り組んだ学生のポスターからはその熱意と成果が伝わってくるし、達成感がにじみ出ている。

卒展の楽しみの一つに、知り合いになった他学科の学生の作品を見ることがある(転学科した学生も)。芸術やデザインする彼ら、彼女らが、考古学や歴史と対話したことが作品にどうあらわれているのか。人、自然、社会、世界、相互の関係など、現代・未来について真剣に考え、表現している彼らの作品。ぜひ歴史遺産の学生も根底に共通したテーマがあることを感じてほしい。

卒展全体からみると歴史遺産は地味な感がぬぐえない。美術やグラフィックはさすがに、モノ(作品)が大きな力で語りかけてくるし、プロダクトはプレゼンで迫ってくる。論文系だからといってないで、芸工大らしい外にアピールする歴史遺産をめざそう。卒業してからもその力は社会で即役に立つ。

見学中、歴史遺産学科の4年生には何人かあったが、3年生以下にはあまり出会えなかった。もし、まだ見ていなかったらぜひ見学してほしい。

帰りに、芸工大のそばでやっている長瀬渉×柴田美和のバレンタイン企画「ちょこっと展示」を見に行った。

陶芸家・長瀬渉は10年前に彼が大学院の時に授業で知りあってからの付き合いになる。お互いの研究・作品にいい刺激をやりとりしている。

展示している工房ネロリは、古くなった農具小屋をアトリエとギャラリーに改装したもの。薪ストーブの上では長瀬作の亀の土鍋がシュウ、シュウ湯気を吹いている。
そして、なによりも懐かしいムーアが迎えてくれた。彼女ともども長瀬君と笹原さんにはゼミの学生たちが2年続けて長崎でお世話になった。ムーアは4年前、まだ小さかった頃、彼のアパートにとまった時、私の腕枕で朝まで寝たのだった。たしか前のブログで書いたと記憶している。呼子の港で壱岐に行く私を見送ってくれた。展示品の片隅には時折ムーアがいた。DMの写真にもなっている。4年ですっかり成長し、モデルとして稼いでいるそうな。あいかわらず訪ねてくるお客さんの人気者で、今回はバレンタイン・クッキーにもしてもらった。

せっかく、芸工大に来たのだから他学科の学生や先生と交わってみるといい。得るものは少なくないはずだ。

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