考古学研究室にとっての夏は発掘!
今年は米沢市戸塚山古墳群の測量調査をやります。
昨年までやっていた高畠町の北目古墳群と同じ、7世紀代の終末期の横穴式石室群集墳です。ここは200基余りの大群集墳で、米沢市が国指定史跡を目指した確認調査に取り組んでいます。
調査は石室が開口している106、175、176号墳の3基を予定。
今年は福島大学からも学生・院生が参加して合同で調査を行います。他大学の考古学を知ることで学問の視野だけでなく人間関係も広がります。どんな出会い・発見があるか、とても楽しみです。
今日は、芸工大から板橋、伊藤、設楽、木谷が、福島大から大栗、北條が参加して、現地で調査計画。
午前中に駐車場を使用させていただく調理師専門学校にあいさつ。
106号墳に続き、山を登って176号墳、つづいて山頂の前方後円墳(139号墳)へ。山頂は背丈ほど伸びた蕨の群集。Hさん、Kさんどこ??
お昼は「赤鬼」へ。1年ぶりにおばさんたちと再会。今年も夏が来た!という実感。
106号墳の杭打ちにかかると雷雨。