四国旅行も3日目になりました。
本日はまず「四国村」へ向かいます。
「四国村」は四国各地から古い民家を移築復原した野外博物館で、
広大な林の中に民家や橋があるのでちょっとしたアトラクションのようでした。
この日の高松市の最高気温は35.3度です。
四国村は全コースを巡ると1〜2時間かかるそうです。
ここで重要なのは、四国村が「野外」博物館だということです。
・・・・・・・・うん、暑いですね。
頑張りましょう。
さて、四国村へ入った我々を迎えてくれたのは「かずら橋」という吊り橋でした。
そこそこ長さのある橋なので、「アトラクションみたいだ〜」と皆でワイワイ渡り始めましたが、
本当にアトラクションでした。
この橋、足場の間隔が20?はあいています。
最初は楽しみながら渡っていたのですが、中間までくると早く渡り終わりたいと必死でした。
橋の下は池になっていて、防護ネットも何もないのでリアルに落ちそうで怖かったです。
その次は、「小豆島歌舞伎舞台」です。
この建物は昨日、小豆島で見てきたものの復元のようです。
客席の設備がしっかりしていたので、ここで実際に演目を演じることがあるのかもしれません。
また、茅葺舞台の中には格子がありそこに風鈴がかかっていました。
この歌舞伎舞台だけではなく、園内には至る所に風鈴が下げられているので、
風が吹くと涼しげな音色を聴かせてくれます。
野外博物館ならではの素敵な工夫だと思いました。
民家や猪垣が続く中、ちょっと面白いものを発見。
俳句・短歌の応募ポストがありました。
入選者には賞品もあるようです。
昔の民家を眺めながら俳句や短歌を作ってみるのも楽しそうですね。
続いてあったものが「砂糖しめ小屋」。
江戸時代後期、「砂糖」は讃岐の名産だったそうです。
こんな円形の建物はあまり見たことがありませんでした。
説明文によると、「円形の砂糖しめ小屋」は四国にはこの二棟しか現存していないそうです。
中には大きな樽や石臼があり、牛が腕木を引いて回すためその回転に合わせて
円形に作られたそうな。
さらに竹林の道や燈台を過ぎると「染が滝」という場所に着きました。
広い滝壺が作られ、その水場には蓮畑が広がっています。
ここの蓮は「古代ハス(大賀ハス)」といい、2000年以上前の青泥低層の中から発見されたハスの種から栽培したものだそうです。
さて、蓮といえば我らが「蓮の女神」ですね。
記念に一枚。
その後は、醤油蔵・麹室やたこ縄漁船を見て、
最後に四国村にあるカフェ「異人館」にて休憩となりました。
この建物は、明治38年(1905)に英国人の住居として神戸に建てられたものを復原移築したものだそうです。
内装もアンティークを使っていて凝っていましたよ〜。
ここで午前の部は終わります。続いて午後の部!