四国旅行3日目午後は丸亀市へ移動し、「丸亀うちわミュージアム」へ行きました。
「丸亀うちわ」は江戸初期に金比羅参詣の土産物としてうちわが作られたことが
始まりといわれているそうです。
このミュージアムは丸亀うちわの展示をするだけでなく、実際に丸亀うちわ作り体験をする
こともできるのでチャレンジしてきました。
まずうちわに使う紙の柄を選び、その紙をうちわの骨組みに貼り付けます。
上の写真が、骨組みに刷毛で糊を塗っているところと、紙を貼り付けているところですね。
うちわを少し乾かしたら、うちわに枠を当て余分な箇所を切り取ります。
湾曲した枠を当て上から叩くことで、骨組みまできれいに切れるようです。
最後に、切り落とした縁に紙を貼り付ければ完成!
全行程で30〜40分といったところでしょうか。
うちわを乾かす時間を除けば、全体の作業は本当にあっという間でした。
待ち時間に、うちわ作りを教えてくれたおばさんと少し話をしました。
本来はもっと時間をかけてうちわの糊を乾かすそうで、
ここは体験コーナーなので扇風機を使い早めに乾かすようです。
完成直後はきれいな形ですが、全体の糊が乾き始めると上手いか下手かがよく分かるそうで。
糊の塗り方や紙の貼り付けが弱かったりすると、紙が波打ってベロンベロンになって
しまうそうです。
きれいに出来ていますように・・・。
その後、ミュージアム内でお土産のうちわを物色しました。
この度の旅行プランを立ててくださった、トップツアーのわTなべさんにもお土産を。
これで本日の観光は終了なのですが、
実は今日、移動の電車の中で嬉しい出来事がありました。
同じ駅から乗った女性の方が桔梗の上と隣席になったのですが、しばらく二人で話していると、
「皆で美味しいものを食べてね」とお金をくださったのです。
その方は地元の方でしたが、妹さんが山形に嫁いだのだそうで。
四国まできて山形に所縁がある方と出会うとは、これも何かの縁でしょうか。
名前も何も伺えなかったのですが、本当にありがとうございました。
小豆島でお世話になった柴田さんもそうですが、
四国にきてから人の温かさに感動することが多いです。
感謝。