歴史遺産学科

歴史/考古/民俗・人類
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2010-08-23

四国旅行3日目? 丸亀うちわ


四国旅行3日目午後は丸亀市へ移動し、「丸亀うちわミュージアム」へ行きました。

「丸亀うちわ」は江戸初期に金比羅参詣の土産物としてうちわが作られたことが
始まりといわれているそうです。
このミュージアムは丸亀うちわの展示をするだけでなく、実際に丸亀うちわ作り体験をする
こともできるのでチャレンジしてきました。

まずうちわに使う紙の柄を選び、その紙をうちわの骨組みに貼り付けます。



上の写真が、骨組みに刷毛で糊を塗っているところと、紙を貼り付けているところですね。
うちわを少し乾かしたら、うちわに枠を当て余分な箇所を切り取ります。
湾曲した枠を当て上から叩くことで、骨組みまできれいに切れるようです。



最後に、切り落とした縁に紙を貼り付ければ完成!
全行程で30〜40分といったところでしょうか。
うちわを乾かす時間を除けば、全体の作業は本当にあっという間でした。



待ち時間に、うちわ作りを教えてくれたおばさんと少し話をしました。
本来はもっと時間をかけてうちわの糊を乾かすそうで、
ここは体験コーナーなので扇風機を使い早めに乾かすようです。

完成直後はきれいな形ですが、全体の糊が乾き始めると上手いか下手かがよく分かるそうで。
糊の塗り方や紙の貼り付けが弱かったりすると、紙が波打ってベロンベロンになって
しまうそうです。

きれいに出来ていますように・・・。

その後、ミュージアム内でお土産のうちわを物色しました。
この度の旅行プランを立ててくださった、トップツアーのわTなべさんにもお土産を。




これで本日の観光は終了なのですが、
実は今日、移動の電車の中で嬉しい出来事がありました。

同じ駅から乗った女性の方が桔梗の上と隣席になったのですが、しばらく二人で話していると、
「皆で美味しいものを食べてね」とお金をくださったのです。

その方は地元の方でしたが、妹さんが山形に嫁いだのだそうで。
四国まできて山形に所縁がある方と出会うとは、これも何かの縁でしょうか。
名前も何も伺えなかったのですが、本当にありがとうございました。

小豆島でお世話になった柴田さんもそうですが、
四国にきてから人の温かさに感動することが多いです。
感謝。

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