7月8日(土)に5月に行われた歴史遺産調査演習Aの事後指導として宮城に行ってきました!
多賀城市、仙台市にある史跡公園の整備とその活用の現場を見てきました。
今回はそのときの様子をお届けします。
まず訪れたのは東北歴史博物館。
遺跡から発掘された資料などが沢山展示されています。
博物館内に雑貨屋さんが再現されていてびっくり!
その次は史跡多賀城跡に到着。
壷の碑(多賀城碑)をみてから政庁に向かうメインストリート。
北野先生に説明をしていただきながら、実際に歩きます。
坂道がキツい!
実際の遺構を保存するため盛り土してそのうえに石段を復元しているそうです。
建物や築地は地上表示のみで、5月の歴史遺産調査演習Aで行った志波城跡とは違う雰囲気ですね。
ちなみにこの日は最高気温が32℃ととても暑い! 坂を上るだけで汗が出てきます……。
その後、お昼ご飯を食べたら地底の森ミュージアムと仙台市縄文の森広場へ!
市が作った施設を仙台市民文化財団という組織が管理運営しているそうです。
館長さんが直々に熱く語ってくださいました。
小学校建設の事前調査でたまたま見つかった遺跡を市長の決断で保存し、世界でもここしかない2万年前の森をそのまま保存・公開しています。
そのためにどれくらいのご苦労をされているか、具体的な話は大変参考になりました。ほんとうは埋め戻しておくのが樹木には一番いいというお話は考えされられました。
縄文の森広場にて、土器が沢山!
最後に土葺きの竪穴住居の前で記念撮影。
1日という短い時間で沢山の勉強ができました。
みなさんお疲れさまでした!
(1年 佐藤)