9月8日は体調不良のゼミ生と台風直撃のために目的地を変更。
信貴山と山の辺の道から奈良国立博物館になりました。
奈良国立博物館は写真撮影禁止と特別展見学のみだったので紹介は割愛します。
台風のために数十分遅れて到着した奈良駅は京都より鎌倉に近い雰囲気。
個人的には街並みは奈良のほうが落ち着いていてホッとしました。
心なしか大阪や京都より人がおっとりしている気がします。
あと、車窓から見える奈良の風景が東北にない自然美で、思わず見入っていました。
奈良国立博物館を見学し終えた後に自由行動です。
朝からの雨風は予想外にすぐに止んでちょっと涼しくなりました。
平城遷都1300年祭の今年こそ憧れの奈良に行ってみたかった私は寺社仏閣巡り。
奈良の大仏のある東大寺と阿修羅像のある興福寺に行く阿古屋さんとレッツゴー!
最初は奈良国立博物館近くの春日大社に向かいました。
鮮やかな朱色が印象的な社殿には奉納されたたくさんの燈籠が並んでます。
その中に「直江山城守兼続」が奉納した燈籠を発見して思わず上がる二人のテンション。
キャー!直江ー!というよりは旅先で親戚に会ったような「なんだ直江か」という心境でした。
次は強い日差しや修学旅行生のタックルや野良鹿に負けずに東大寺。
使い捨てカメラ「写○ンです」で南大門を激写する中学生に遠い目になりました。
懐かしいと思いかけましたが、記憶を反芻すると私が中学生時代にはデジカメありました。
間近から初めて見る東大寺は何から何まで縮尺がおかしい!
南大門・金剛力士像・盧舎那仏像のサイズにはただただ唖然と見上げるばかりでした。
願いがかなうなら盧舎那仏像の手のひらに立って孫悟空ぶってみたいです。
武道館ライブならぬ東大寺ライブしたがるミュージシャンの気持ちが分かりました。
最後の有名な阿修羅像がある興福寺には相変わらず迷いながら到着。
興福寺の金堂は勿論ながら宝物館に展示された仏像群は素晴らしかったです。
興福寺の宝物館は自分たちの所蔵する仏像の魅力をしっかり把握しているように感じました。
阿修羅像は手足がほっそりして女性的なのに、顔は凛として確かにかっこよかったです。