歴史遺産学科

歴史/考古/民俗・人類
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2010-09-18

田んぼアートの村−垂柳遺跡のススコゲワークショップ

弘前から弘南鉄道にのって田舎館村に来ました。
東北の弥生稲作を実証した垂柳遺跡ですすこげワークショップが開かれています。

垂柳遺跡は大規模な水田跡が検出され、近年の調査では溝から大量の土器が出土しました。これらのうち中型の鍋には炊飯コゲが明瞭です。弥生時代は現代のようにお米を炊き干して食べていました。ここの鍋は西日本の同時期と比べ胴部最大径の高さが高い器形で、強い火力で炊き上げています。
「はじめチョロチョロ、中パッパ、ジュウジュウ吹いたら火を引いて、赤子泣いても蓋取るな! そこへババさま飛んできて、藁しべひと束くべまして、それで蒸したら出来上がり!」
カマドの釜でおいしくごはんを炊く秘訣がうたわれています。弥生の米炊きはどんなプロセスだったのでしょう。すすこげから弥生の炊飯方法がみえつつあります。すでに西日本と東日本で炊き方が異なることが分かっています。そして、垂柳の台付小型土器と一部の中型鍋は汁物調理に使われていました。当時の食事も炊いたご飯と一汁一菜?だったのでしょうか。

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