歴史遺産学科

歴史/考古/民俗・人類
*
2010-11-26

仕事量


一関2日目の夜です。
やっぱりひとりです。

今日も博物館で古文書の整理をしていました。
古文書封筒から古文書をとりだし、それを読解して「名前」をつけます。「名前」をつけるというのは、?古文書の簡単な内容と、?作成された年月日、?古文書の作成者、手紙のようなものであれば?宛先、などを一覧表にまとめていく作業です。この「名前つけ作業」をちょっと専門的な言い方にすると、「目録をつくる」といいます。
?が一番たいへんです。古文書によってはタイトル(例えば、「検地帳」「年貢割付帳」など)がついてるものがあるので、そういうのはすぐにできるのですが、なかには書かれている内容を全部読まなければならないものもあります。1点やるのに1分もかからないものもあれば、30分たっても終わらないものもあります。
そのような作業を一日やってました。
今日は110点ほどやりました。

ところで、この110点の仕事量は多いのでしょうか?古文書の内容にもよるので、一概には言えませんが、私が大学院のとき、古文書の「名前つけ作業」、1点100円というアルバイトをしたことがあります。
そうすると、1日で11000円稼いだことになります。日給11000円。
時給にすると、今日は9時からおよそ5時位までの作業なので8時間。11000円÷8時間=1375円です。なかなか割の良いアルバイトになりますね。

最近の投稿

最近のコメント

アーカイブ

カテゴリー

メタ情報

東北芸術工科大学
TUADBLOG