集中講義で開講している建築史演習。毎年山形県下の民家等の建造物の実測実習を行っています。
今年は、大学近くの農家にのこっている「麹蔵(こうじぐら)」の実測を行うことになりました。
この麹蔵は昭和6年頃に建てられました。内部は2室で、片方で室温と湿度を管理して麹をねせることができる構造になっています。大正13年生まれのご主人いわく、当時、役場や農協の斡旋でこのような蔵が市内に普及したのだそうです。
本日午前中から2名の学生が作業を始めました。天気がよくて何よりですね。