甲府城鉄門の復元整備が始まった。
現存する礎石は保護しつつ利用する。復元建物は史実に基づき在来工法で作るが、地盤強度は十分か?現代の建築基準法や消防法の規制も受ける。史跡の整備はいつもこのような伝統と現代のせめぎあいの中にある。ぶれない基準をもとめて模索が続く。
門脇の石垣は抜け落ちた間詰め石を打ち込み補強する。