歴史遺産学科

歴史/考古/民俗・人類
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2008-07-25

瀬戸内の城めぐり


梅雨明け間もない東北から猛暑の瀬戸内へ。連日35℃超の3日間、炎天下で石垣石を見るという過酷な調査でした。
まずは讃岐の高松城。現在、天守台石垣の解体修理が行われています。ここは海浜にある水城で堀には海水が入り込み、海の魚が石垣の裾に群れています。鉄門のそばでは鯛にえさをやることができます。このような浜辺に石垣を築いていながら、石垣の土台となる、軟弱地に通有の「胴木」がありません。砂上の楼閣ではなく、砂地では胴木は必要ないようです。そういえば砂地の播州・赤穂城でもないとのこと。写真は石垣が解体され、シートにくるまれた天守台。これから積み直しがはじまります。天守台の上(奥)にみえるのはANAホテル。

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