ぐっと秋らしい気温になりましたね。
今朝カーディガン出動させました。北野ゼミ4年しまです。
9月18日、第4回高畠まちあるき(石造物編)が大字高畠にある厳島神社でおこなわれました。
高畠石の会より古川さん・遠藤さん・高橋さん、教育委員会より井田さん、芸工大からは長田さん・大山さん、そしてワタクシしま。
計7名で、迫りくる雨におびえながらの活動となりました。
厳島神社は今から約820年前、奥州藤原氏が屋代庄(現在の高畠町一帯)を治めていた頃に金華山より分祀し祀ったのがはじまりといわれています。
明治22年に現在の場所へ移転し、歌舞や財福の神様として人々の信仰を集めています。
境内には約30の石塔や石祠、石灯篭などがあり、この日は2チームに分かれて寸法や彫りこまれた文字を記録していきした。
石碑の下部にずらっと並ぶ人名人名人名・・・
懐中電灯を駆使してひとつずつ読み取っていくのですが、太陽の傾きや、見る角度によって読めたり読めなかったり。
じっとしていると容赦なく蚊や虻の餌食になってしまいます。
ずらっと人名タイプの石碑を2つ記録し、小休憩。
石と向き合い、頭の中の引き出しを引っ掻き回して集中するとおなかがすきます・・・。
なんとか日没前に作業を終えて、厳島神社から徒歩30秒の麺屋吉村で反省会!
しょうゆらーめん+味玉をいただきました^^
んまい!
反省会では、高畠石(凝灰岩)は風化が激しいため文字が読み取りにくく、複数の目で観察することの大切さを再確認しました。
また、ほ場整備や道路の拡張などで路傍にあった石碑や石祠が厳島神社に集積された可能性もあり、現存する石造物の記録と共に、単体での由来やどんな経緯を経てこの場所にあるのかを明らかにできればさらに面白いのではないかというお話もありました。
高畠石の会のお2人が「高畠石そのものも大切だが、それに興味をもってくれる人たちが私にとってのたからものだ」とおっしゃられていたのがとても印象的でした。
次回のまちあるきまでたくさん宿題を頂いたので、大学に持ち帰ってさっそく作業っ!
次回の高畠まちあるきは住宅編。
10月8日(土曜日)9:00〜 引き続き二井宿街道を歩きます。