今日はぷち早出。
いつもより30分だけ早く大学を出た。ほんのわずかでも1時間足らずの通い道、見慣れた風景が違って見え、早朝の現場の空気がすがすがしく感じられた。
最近は夕方、真っ暗になるまで仕事をしている。蛇行する林の中の小道は明りがなくても勘で歩けるようになった。1日2往復をもう30回以上歩いた。
9月13日に設定した第1トレンチの調査が今日ほぼ終了した。大雨で水没し苦労したが、あすにはいち早く埋め戻しにかかる。開発工事に伴う緊急発掘調査では、調査終了後、事業者に引き渡すので「埋め戻し」という段階がない。学術調査ならではの仕事だ。あれこれ悩んで、苦労して掘ったトレンチを(底に山砂を敷き)一気に埋め戻す。このときの感覚はなんともいえない。虚しさとともにやりとげた達成感を味わう。
さああと3日間。ほかの調査区も逃げ遅れないようにがんばろう!もたもたしていると背後から土のうが迫ってくるぞ・・・
今日は専門学校の理事長らが見学にきてくれた。生徒たちにみせたいとのこと。赤鬼では芋煮のサービス。定食食ったのに、おいしくておかわり続出。