歴史遺産学科

歴史/考古/民俗・人類
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2011-10-13

謝ゼミ3年、長崎へ!


 みなさん、こんにちは!謝ゼミ3年のRyomaどんです。時々歴産のブログを読んでいますが、内容が充実しているようですね。(毎日お疲れ様です。)さて、今回は先月に行ったゼミ研修旅行の2日目について報告したいと思います。
 9月12日(月)
 博多駅(7:50)−長崎駅(9:50) 特急かもめに乗車。
 福岡市を出発したのが、朝早かったので、正直少し眠かったです。長崎には2時間程度で到着し、猛暑に悩まされました。
 長崎は、横浜や神戸と並んで海外との交易が最も盛んだった港町で、外国の建造物が現存し、物品のみならず、学問や思想も入り、海外の文化や交流が花開いた異郷の地です。去年、地元出身の人気ミュージシャンFM氏が、大河ドラマ『龍馬伝』で主人公・坂本龍馬を演じ、話題になりました。

 まず、市電に乗車し、長崎原爆資料館に向かいました。今から66年前の8月9日、長崎に原子爆弾が投下され、一瞬にして多くの尊い命が奪われました。歴史の教科書でしか知識がない私たちは、資料館を見学し、衝撃の大きさに言葉が見つかりませんでした。11時2分で止まった柱時計、高熱と熱風で折れ曲がった鉄骨、被爆者の写真と遺品、当時の長崎の映像から原爆の本当の恐ろしさを実感しました。今年の東日本大震災で発生した福島原発の事故で、一般市民の生活が脅かされ、原発の有無と核の廃絶に関して世界中で議論が活発している今だからこそ、一番最初に行くべきではないかと、旅行計画で決定しました。私たちは、核戦争について考え直す機会を得ました。見学後、平和公園の祈念像の前で黙祷しました。再び戦争のない、平和な世の中が訪れる事を祈って。

 長崎港の近くで、昼食をとりました。海鮮丼です!とても美味しかったです。

 次に出島資料館に行きました。出島は、みなさん御存じの江戸時代に鎖国政策が行われていた時に築かれた人工島です。オランダと日本が、お互いの文化を知り、国際情勢に関する情報交換を、貿易によって行っていました。キリスト教を禁じ、中国とオランダのみを貿易相手国と決定した江戸幕府は出島の出入り等を制限し、密貿易を阻止していました。つまり、出島はオランダ人の監視場所だったのです。中国人に対しても同様です。「カピタン部屋」と呼ばれる建物の中には、当時のオランダ商館員の住まいが再現され、鎖国の様子を知る事ができました。扇型の島でしたが、近代に入り堀が埋め立てられました。この地には、緊迫していた雰囲気が漂っていたのかもしれません。
 ※カピタンとは、オランダ商館長の事を指しています。



 次に向かったのは、長崎歴史文化博物館です。この博物館に勤務する主任学芸員である平岡さんに案内してもらいました。長崎がどのような歴史を辿ってきたのか、中国における航海の神「マ祖像」、長崎を代表する焼き物などを紹介した後、何と特別に博物館の裏の見学をさせていただきました。資料の収蔵庫や、機械室、保存修復する場所を見られた事はとても貴重でした。「資料の扱い方は慎重に、保存は場を選び、十分に状態を把握しなければならない。また学芸員の間にも、上下関係が存在し、展覧会の企画や資料収集や保存を巡り、激しくやり合い、対立も生じる非常に厳しい仕事」と平岡さんは語り、学芸員の仕事がいかに大変かを疾患しました。最後に、長崎奉行所と大河ドラマの歴史を紹介する企画展も見学し、さらに、坂本龍馬の座っている写真の原物が見れて、非常にうれしかったです。
 博物館の建つ場所にはかつて、長崎奉行所が設置されていた為に、外観は奉行所の復元。

 ホテルにチェックインして間もなく、稲佐山に夜景観賞に出かけました。ホテルから直行のバスが出ていて、しかもロープウェーの料金が安くなるという事ですぐ予約しました。
 稲佐山に着くと、多くの観光客がいて、さすが観光スポットだと思いました。長崎の夜景は日本三大夜景(函館、神戸に次ぐ)の一つとされているそうで、とても綺麗でした。夜景を見ているうちに、一日の疲れが癒されました。

 実は、この稲佐山の付近に、あのFM氏の実家があるらしいです。良い旅行の記念になりました!
 稲佐山を降りて、新地中華街にて夕食をとりました。閉店ギリギリの時間帯だったので何とか食べる事ができました。
夕食は、長崎名物「ちゃんぽん」と「皿うどん」など麺類の料理を食べました。やはり現地の料理は美味いです。ちなみに、ここの女性従業員は上海出身で、謝先生との会話を聞いていて、とても楽しめました。
 この長崎を訪れ、多くの発見がありました。現地の風土や食文化を味わうだけでなく、人とのコミュニケーションの取り方も学ぶきっかけも掴む事ができました。まだ行きたい見学地もあったのですが、時間の都合で断念せざるを得ませんでした。機会があれば、また長崎へ行きたいです。
 文が長くなりましたが、謝ゼミはこれからも随時、ブログを更新していくつもりですので、お楽しみに!

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