早起きして致道博物館に行って来た。寒河江までは霧の中、月山道に入ると朝日を浴びた紅葉が目にまぶしく飛び込んできた。
卒論の調査で鶴岡に1週間あまり滞在するという4年生と合流。見学がてらちょっとだけお手伝いする後輩たち。
卒論を書くプロセスは大学生という時代をいかに生きたか、それを問うのに等しい。社会に出るための通過儀礼であるが、どうせなら誇りと自信を得て出て行ってほしい。
黙々と生の資料に向き合う時間、積んだり崩したり手あかに染める時間、自分の懐で温め寝かせる時間、ひらめく瞬間、書き終えた達成感。
現実逃避の日々は終わった・・・・。資料と自分と向き合おう!
建物は、明治14年創建の重要文化財−旧鶴岡警察署。
玄関脇の個室、なかなか落ち着く部屋だ。
はて?受付?取調室?