歴史遺産学科

歴史/考古/民俗・人類
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2011-12-02

東京研修

こんにちは。HRです。

今日は11月初旬に行ってきました東京研修についてです。もう1カ月も前ですね・・・。

実は今回の研修は本来3月下旬の予定だったので、11月になったことで若干わたわたしたところもありましたが、貴重な経験となりました。

初日は、午後から国会図書館の見学です。国会図書館の職員の方にガイドしていただき、国会図書館の地下(書庫)に入ることができました。国会図書館に入ったことがある人なら当たり前の話ですが、国会図書館は一般的な図書館と異なり、利用者が勝手に本棚から本を引き抜くことはできません。開架書庫はないのです。蔵書を閲覧したい・借りたい場合館内のパソコンで検索、申し込みをした上で、カウンターにて受けとることができます。国会図書館の本は貴重なものも数多く所蔵しており、「保存」に重点をおいているからです。どうりで検索機能のあるパソコンの広いスペースに人がぎっしり詰まっているのか・・・。

 さて、余談が長くなってしまいましたが、私達は職員の方に案内されて最初に国会図書館に関するビデオを鑑賞しました。国会図書館の役割や歴史、今後の展望などを紹介したビデオです。
ビデオを鑑賞した後は、エレベーターで地下8階へ・・・
実際に地下8階へいってみるとエレベーターのすぐ近くに吹き抜けの天井があり、こんなに地上から離れているのに青空を見えます。これは地下で働く職員の精神的影響を考えて建築した際に天窓をつくりました。そもそもこんな地下深くに書庫を置いたのは、地下が湿気や気温の影響を受けにくく保存に適しているからです。地下には水脈がありますが湿気対策も十分に行われているそうです。

地下8階以外にも地下の各階にお邪魔させていただき、広大な敷地にズラリと並ぶ人文系の書籍や古典籍、新聞に雑誌、大学の紀要等の棚を周り、最後にマイクロ化された資料のスペースも見せていただきました。これらの書籍は全国から納本制度よって集められたものから、各国との交換で集められたものなど様々ありました。国会図書館の地下の書庫は撮影が禁止されているため、お見せできずとても残念です。

地下から戻った後は、学芸員の方が私たちの疑問等に応えていただき、かなり内容の濃い3時間でした。
図書館の帰りは神田の古本街で各自掘り出しものを探していました。
東京研修2日目に続きます。

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