小林啓先生(歴史遺産学科卒業生)による木材組織に関する講義と樹種同定の実習が行われました。オープンキャンパスにきた高校生も飛び入りして木材切片のプレパラート作り、顕微鏡観察を体験しました。いい切片が取れましたか?18:30ごろまでやってたようですが、こんなに遅くまで、真剣にかつ楽しそうに授業に取り組む学生を見たのは久しぶり(はじめて?)です。
奥では明日の調理実験の準備をする宮田さん・村本さん(歴博チーム)。6月に続いて、実験資料のおこげやスス(炭化物)の安定同位体比の測定を行います。先史古代の土鍋調理の実態を復元するための研究です。夕方、一つ実験をしました。コメ(C3植物)調理履歴のあるコゲの上にアワ(C4植物)コゲを重ねる調理です。コゲのサンプリングの仕方でどんな組成比になるのか、興味がもたれます。
あしたは今日より暑くなりそうですが、がんばりましょう。学生さんたちもよろしくお願いします。