こんにちは、田口ゼミのたかはしです。
今回は現在、芸工大の図書館2階ガレリア・ノルドで行われている企画展『蘇りの青苧ものがたり』をご紹介します。
『蘇りの「青苧」ものがたり』
日時:2月22日(wed)-2月29日(wed)
午前8:45-午後17:00
(土曜12時閉館・日曜休館)
場所:東北芸術工科大学
図書館2階ガレリア・ノルド
ギャラリートーク:2月25日(sat)10:30-11:30
企画展は大江町で取り組まれている青苧にまつわる地域の歴史文化を後世に伝えるための活動を紹介するものです。
その中心となっている団体が2008年に発足した「青苧復活夢見隊」です。代表の村上弘子さん、大江町橋上地区の「橋朗クラブ」をはじめ約30名のメンバーは、地域で失われつつあった青苧の栽培と青苧から繊維を取り出す「苧引き」の技術を復活させました。
夢見隊では、製品開発も行っています。青苧糸を加工し、バッグ・テーブルセンター・サマーマフラー・のれんなどの商品を作りだし、また青苧の若葉を利用した「青苧うどん」などの商品も生み出しています。
この企画展では、地域の取り組みだけでなく、本学文化財保存修復研究センターによって修復処理がなされた「御戸帳」(おとちょう)も公開しています。
会場で印象的なのは、青苧糸を使って織られた着物です。
今回は、夢見隊のメンバーによって織られた着物と、江戸時代末期に大江町で使用されたと考えられる家紋入りの着物を展示しています。
今週の25日(土)10:30より、青苧復活夢見隊の代表である村上弘子さん、御戸帳の修復処理を行った大山龍顕さんをゲストにギャラリートークを行います。
是非、お越しください。