いい結婚式だった。
5日、仙台で卒業したゼミ生の結婚式があり、往年の仲間たちが全国から集まった。だんなが文化財サッカー部ということもあり、なんでお前がそっちに座ってんの…って感じで、卒業生が新郎・新婦側、両者入り乱れる披露宴だった。2期生あたりから10期生あたりまで、たくさんの卒業生がいて、なつかしい先生方にも会えた。あたたかいもてなしの心がいっぱいの披露宴。
印象に残る学生だった。
バイト掛け持ちで頑張ってた。苦しかったろうに、お金ないとは言わなかった。海外研修には韓国、中国、カンボジアと皆出席だった。卒論、修論では軽自動車をかっ飛ばして全国の須恵器を調査しまくった。10時間走りっぱなしで実家と大学を往復する学生だった。どこからそんなエネルギーがでてくるのかと思う。大学院時代、学部生のために汚れ役を演じてくれた。誰もがおそれる女王様だった。殺し文句は「ぐーで殴るよ。」ほんとうに殴られたのは先輩のK君一人しかいなかったらしいけど…。彼女を中心に研究室の黄金時代が作られたといっても過言ではない。研究室をまとめてくれた気配りの子だった。
大学時代にしか経験できないことをやり遂げて出て行った忘れ得ぬ学生の一人。言い訳をして踏みとどまっている学生をみるとつい彼女のことを思い出す。
いい人と巡りあえてほんとうによかった。二人でいい家庭を築いていってください。
また、学生たちを連れて遊びに行きます。
ありがとう。うるうるの結婚式でした・・・・・