すっかり空模様も梅雨仕様となってきましたね。こんにちは、竹原ゼミのKUSSYです!
さて、6月10日の日曜日に2年生が授業で学んでいる岩手県一関市骨寺村荘園遺跡の見学に同行してきました。あいにくの曇り空で、あわや雨が降り出すかと思われましたがどうにか持ち堪えてくれました。日頃の行いが良いからでしょうか!
この骨寺荘園遺跡は、村全体が中世以来の農村風景を現在に伝えるとても貴重な遺跡であります。田んぼが中世からそのままの形で残っているなんて本当に驚きです!今回は地元のガイドさんが骨寺をぐるっと案内してくださりました。このガイドさんとても熱い方で、説明に力がこもり骨寺への愛が溢れ出ていました!そんなガイドさんの説明にメモをとる2年生も聞漏らすまいと真剣。
骨寺は川の流れる音と周囲をぐるりと山に囲われた気持のよい景観を持っており、どこか懐かしさも感じました。慈恵塚を求めて山を登ったり、鐘を撞いたり、神社に参ったり、中世以来の小さい可愛らしい田んぼに感動したり盛り沢山でした。やはり現地に実際に足を運んで、自分の目で観察し自分の足で歩くということは大切です。特にこの骨寺は中世の絵図が残されているので、それと照らし合わせ、実際に変わっていないと目で見て歩きました。たしかに村の景観から中世の荘園世界を感じ、思いを馳せる感慨深い一日となりました。