この日は春日山の保全活動の一環として松葉拾いが行われていました。ボランティアの方から保全活動についてご説明していただいた後、春日山城にむかい坂道を歩いていきました。
春日山城では訪れた人に一袋の土を本丸まで運ぶ「土の一袋運動」を行っているそうです。私たちも微力ながら「土の一袋運動」に参加させていただきました。
謙信公の埋葬地や直江屋敷跡などの解説を聞きつつ、行きとは違うルート春日山を下っていくと、春日山神社に出ました。
ちょうど日曜日だったこともあり、春日山神社には上杉おもてなし武将隊の方々が。謙信公を見つけるとそくざに駆け寄る学生。すぐに撮影会が始まりました。
最初は少人数で写真を撮っていたのですが、最後には学生全員が集合。大所帯での写真撮影となりました。
途中、屋敷跡や土塁などについて上越市埋蔵文化財センターの方に解説していただきつつ、本丸を目指します。
本丸までの道のりは人が歩きやすいように整備されておりそれほど険しいものではありませんでしたが、普段あまり運動をしない人には少し大変なものでした。本丸到着後、運んできた土を木箱に移し、体が少し軽くなったところで本丸や春日山城について解説を聞きました。
研修旅行最終日のこの日は謙信公で有名な春日山城とそのふもとにある上越市埋蔵文化財センターを見学しました。
始めに上越市埋蔵文化財センターに行き今回、春日山城を案内してくださる職員の方と合流しました。センターを拠点に活動しているらしい上杉おもてなし武将隊の方々に見送られながら春日山に向かいます。
謙信公に別れをつげた後、春日山のふもとにある上越市埋蔵文化財センターを見学しました。
センターでは『謙信公と春日山城展』上杉家ゆかりの品々や春日山城の復元模型などが展示されており、また川中島の戦いを題材としたゲームがありました。
ここにもおもてなし武将の方々がおり、展示品の解説をしてもらう学生や写真を一緒に取ってもらう学生などとても楽しそうでした。
お世話になった上越市埋蔵文化財センターの皆さんに御礼の挨拶をした後、山形に帰るため1日目に通った道をさかのぼりました。
バスの中では行きと同様、先生方の解説などがあったのですが、さすがに疲れたのか寝ている学生が見受けられました。
今回の旅行でモノの調べ方や自分の疑問を他人に質問する方法などを少しだけでも学べたかと思います。
2年生になるとフィールドワークの演習が始まるので、それまでにもっと問題を発見する能力やそれを解決する方法を考える能力などを伸ばしていってください。