歴史遺産学科

歴史/考古/民俗・人類
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2012-08-28

フィールドワーク特別演習その1

はじめまして、竹原ゼミのプリキュアことキュアチヅルンです。今週の月曜日から金曜日まで、フィールドワーク特別演習という授業があります。未来の竹原ゼミ生となる(…かもしれない)2年生と共に、わきあいあいと歴史資料の保存と整理をする素敵な授業です。この授業は2年生が積極的に動く、というねらいがあって、私たち3年生は彼らのサポートをします。

昨日と今日は学校での作業。宮城県石巻市K家文書の、中性紙封筒に袋詰め→撮影→画像処理→目録作成、をしました。


まずは袋詰めした封筒をしまうための箱を作りました。普通のダンボール箱と違い、資料を長い間保存するのに適しています。このミラクルなダンボールみたいな箱、組み立て方が若干めんどくさいです。説明書を見ずに作ってみたんですが、猿の進化を感じました。悪戦苦闘しながら頑張りました。
アーカイバル容器が完成したあとは、いよいよ史料の袋詰めです。





史料がどさりと入った箱から、一点ずつ史料を取り出し中性紙封筒に入れる作業です。K家はお医者さんのお宅なので、医療関係の史料が多いのだろうか…、と思いつつ袋詰めしました。袋詰めの時間は、短い時間でたくさんの史料を直に触れられるので、楽しいです。
袋詰めが完了したら、袋詰めした順番に作っておいたアーカイバル容器にしまいます。

このあとは、史料の撮影に入ります。2年生中心にカメラの設置、史料の撮影、後片付けをします。3年生はお助けキャラとして一緒に撮影しました。




撮影が終わったあとは、パソコンに撮ったデータを入れて見やすいように画像処理とフォルダ分けをしました。パソコンの便利な使い方を学んだり、パソコンのフリーズに苛立ちを覚えたり。

これも終わった後は、史料の目録を作成しました。目録作成は史料のタイトル、作成年月日、作成者、宛名、形態、などなど、史料の情報を私たちが読みとって紙とかパソコンとかに記入します。タイトルはともかく、作成年月日とか不明なものも多く、目録作成って難しい〜、と思い知らされました。




写真満載でお送りしました。もっとお気に入りの写真はあるけれど、ブログの容量がよくわからないので省略。次回もたくさん写真をお見せ出来たらと思います。

明日からは南原公民館にて前田村文書の史料撮影と目録作成をします。4年生の先輩2名と、1年生も3名参加してくれます。まだまだ夏なので暑いですが、みんなで頑張っていきたいと思います。

えいえいおー
キュアチヅルンでした。

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