歴史遺産学科

歴史/考古/民俗・人類
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2013-08-27

日向洞窟遺跡の調査に向けての準備

 来たる日向洞窟遺跡の調査では堆積環境の解明が鍵を握ります。

 そこで今回は、堆積物の観察眼を高め、目的の調査を実現させるために、地形学をご専門とされる菊池強一先生(岩手県立大学)をお招きして、ゼミ生と有志を対象に礫の散状計測の実習を行いました。

 まず、堆積物を原位置で記録することの重要性について、菊池先生よりご説明をいただきました。それから、大学近くの須川に赴き、クリノメーターの使い方について実習を行いました。ここでは礫のインブリケーション(=覆瓦状構造)も確認しました。

 二人一組となって、計測の練習を行いましたが、各々がクリノメーターを使った礫の走向傾斜の計測法について、一通りのことは理解できたようです。

 ここでの経験を現場のスキルとして生かして欲しいものです。

 

 

 

 

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